第11話 さびしそうな声 その4

〘謎の場所〙


その頃、詩音達は謎の場所を歩き回っていた。


(詩音)『何もねぇな』


(瑠花)『うん、ないね......』


(彩乃)『上がれそうなものがあると思ったんだけどね』


(詩音)『あぁ、そうだな、まじで何かあると思ったんだけど·····ね』


詩音は、何かを見つけた。

箱に入った御札と、御札と箱に書かれた文字を見た詩音は、焦っていた。


(詩音)『ん?これって·····やべぇぞ』


(瑠花)『?』


(彩乃)『?』



(詩音)『ん?ま、まて!なにか来る』


(緋奈)『え?』


(蒼奈)『え?』



――――その時何かが落ちてきた。


――――ドンッ


(玲於)『(ฅ д・)ゞイテテ…』


(楓雅)『(ノ#´Д`)イタイ』


(華月)『痛ってぇ!で、でも助かったな·····』


(瑠花)『玲於君?』


(彩乃)『え、楓雅君?』


(玲於)『ん?る、瑠花!!』


(楓雅)『彩乃!!』


(瑠花)『( ⸝⸝⸝•ᴗ•⸝⸝⸝ )♡︎♡』


(彩乃)『(///。•ᴗ•。///)♡』



玲於は瑠花に抱きつき、

楓雅は彩乃に、抱きついたのだ。



(詩音)『いいね、笑笑』


(詩音)『?』


(詩音)『あれ、華月?鏡花と凛音は?』


(華月)『危険かと思って上に待っててもらってるんだけど·····』


(詩音)『嘘だろおい!』


(華月)『ま、まずいのか?』


(詩音)『不味いどころじゃねぇ!やべぇんだよ、ここにいる怪奇はよぉ』


(華月)『旧七不思議......どっちのやつが?』


(詩音)『勘違いしてる、旧七不思議 その2とその3の正体はここに閉じ込められた緋奈と蒼奈の声だ、そしてここに俺らを閉じ込めたのは··········』


(詩音)『玄武が復活させた怪奇、 だ·····』


(華月)『お、おいそれって·········なんでまた地獄の門番が来てんだよこっちに··········』


(詩音)『どうせまた、アイツらが呼び出したんだよ現世に··········』


(詩音)『多分、上には馬頭』


(詩音)『下には牛頭がいるはずだ』


(玲於)『なら俺らは、牛頭をやればいいのか?』


(楓雅)『女子はここで待たせよう』


楓雅がそう言い終わる前に瑠花と彩乃が言葉を被せたのだった。


(瑠花)『嫌よ、もう置いてかれるのは!!!』


(彩乃)『えぇそうね、私もこりごりよ!』


(玲於)『でも危ないし』


(瑠花)と(彩乃)『守ってよ!!』


(玲於)と(楓雅)『はぁ、わかったよ。絶対守る』



············································································



(?)『うふふふふ·····、うふふふふ·····、美味しそうね·····』


(?2)『まだダメだ、お前の番ではないぞ、ーーーー、まだ早い』


(?)『うるさいわね、わかってるわよ·····』


(?3)『おい、俺の番もまだなのか?』


(?2)『もう少し待て.........』


(?4)『でも今回、遊ぶ程度な君たち行ってきてもいいよ?』


(?2)『勝手に決めるな


(玄武)『いいじゃねぇか、今回も俺のおかげで獄卒を呼び出したんだから、てかよぉ、前回のやつもう一度呼び出したけどこいつも連れてけよ、宿


(両面宿儺)『俺様に指図するな、と言いたいところだが、行かせてもらうんだ、今回は言うこと聞いてやろう』


(?)『いいなぁ、私も殺りたいのに·····』


(玄武)『また今度行かせてやる、そんときは暴れていいぞ?』


(姦姦蛇螺)『やったー』



············································································


(佐々木)『クソ、獄卒2体はやべぇんじゃねぇか?なぁ森下』


(森下)『あぁ、、だから俺ら2人のを使って、奴らを助けるだ·····』


(佐々木)『あぁ、、だな』



············································································







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続く·····

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