【名前変更&書き直し中&連載再開】死神探偵 ～いずれ死神と言われる存在～

第7話 さみしそうな声 その4

(凛音)『あのー先輩......』

(詩音)『んー？どしたの？凛音』

(凛音)『お願いがあります......え』

(詩音)『なに？』

(凛音)『わ、私以外の！お、お、女の子を！つ、つ、連れていかないでください！』

(詩音)『ん？どうして？ただの依頼だけど.........それでもダメ？』

(凛音)『で、できれば？』

(詩音)『しょうがないな、考えとくね』

(凛音)『は、はい.........(´・_・`)』

凛音は、少ししょんぼりした感じで返事をした。その2人を後ろから見守る華月がいた、そして突然華月は呟いた。

(華月)『さてもう少しで完成するよ。だからこそさっさと水神と空神たちを見つけないとな』

(詩音)『ん？何か言ったか？華月』

(華月)『いやなにも、ただ仲良いねぇーって思っただけさwww』

(凛音)『( ˘･з･)むぅ·····』

(詩音)『？あ、そういえば凛音にいいものあげるよ』

(凛音)『なんですか？』

(詩音)『これはね、とあるお守りなんだ。色んな怪奇や心霊から護ってくれる夜の神様が助けてくれるって言うお守りだよ』

(凛音)『え、でもいいんですか？』

(詩音)『え、だって凛音は俺と一緒に依頼行きたいんでしょ？』

(凛音)『(。'-')(。._.)·····うん、いきたいです』

(詩音)『なら、持っててね』

(凛音)『わかりました、持っときます。だからあの私を絶対連れて行ってください？』

(詩音)『あぁ、いいよ』

そして、3人は帰っていった。

············································································

〘夜神探偵事務所〙

チリンチリン

(詩音)『はい、こちら夜神探偵事務所·····あぁ、なんだ君か。鏡花じゃないか』

(鏡花)『見つけたよ、さみしそうな声の正体を』

(凛音)『··········』

(鏡花)『ただ、君は後悔するかもね、正体に......』

(詩音)『ん？どういうことだ』

(鏡花)『君の昔の知り合いの1人さ、そしてもうひとつの旧七不思議の怪奇が混ざってる。そっちも君の昔の知り合いの1人だ』

(詩音)『おい！あまりふざけるなよ？俺の昔の知り合いは2人しか残っていない、それに·····』

(詩音)『さみしそうな声は女だろ？』

詩音は珍しくぶち切れていた、鏡花の発言によって。

(詩音)『凛音、1度外にでていてくれ』

(凛音)『で、でもその·····』

(詩音)『安心しろ凛音』

(凛音)『うん·····待ってる』

バタン―――凛音は部屋を出た。

(詩音)『さぁ、真面目に話そうか鏡花』

(詩音)『俺の知り合いはどっちだ？空？水？』

(鏡花)『·····両方』

(詩音)『チッ·····』

(詩音)『·····そうかわかった。今回残りは俺が1人で行くからあいつらを頼んだぞ鏡花』

(鏡花)『あなた......一体何する気？』

(詩音)『助けるだけだ』

(鏡花)『ダメよ』

(詩音)『は？』

(鏡花)『あなたにはあの子がいるでしょ？』

(詩音)『だから頼んだんだ。お前に』

(詩音)『俺はあの二人を助けに行く』

(鏡花)『ま、待って』

(詩音)『俺の邪魔はするなよ、俺の昔の知り合いがいるってことは高い確率で奴がいるんだから.........』

(鏡花)『·····君は、知らないのか？』

(鏡花)『凛音があの子の生まれかわりなのを』

(詩音)『生まれかわり？いや違うな、生き返ったんだよ、あの子は。だからまだ呪いが残っている』

詩音は少し切なそうな声でそう言った。

そして詩音は、1人で向かってしまった。

············································································

············································································

···········································································

·····続く·····