第6話
今一度、コンビニに走った。
別に苦ではなかった。
何故ならば。
かわいいポニーテール女子が、また会計してくれるんじゃないかと考えたからだ。
やはり、いた。
テキパキと、ドリンクの商品補充をしていた。
おっさんのレジには並びたくないので、
俺は彼女のレジが開くのを適当に待ってた。
手には女の子用品。
バカだな、俺は。
スーパーのレジ打ちバイトで稼いだお金、
女の子用品に変えちまうなんてさ。
欲しいゲームソフトあったけど。
また、だ。また、いつか、お金貯めて買うさ。
「異世界転生した時のためにめちゃくちゃ自分磨きをしていたら、リアルでモテモテになったけど、俺はお前ら3次元に興味ねえから!!!」 雲川はるさめ @yukibounokeitai
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