〈作者〉










クリスマスからの流れは

軽く最初の方で説明していましたが

カオル先輩は数日に一回のペースで

笑実ちゃんに連絡を取るようになっていき

笑実ちゃんの事をもっと知っていきながら

好きの気持ちも大きくさせていきましたね





分かりやすいのが

本屋さんであったヒョウ先輩視点ですかね?

あのグループの中で鈍いヒョウ先輩ですら

気付いてますからね( ̄▽ ̄;)

皆んな気付いてます!笑




カオル先輩が飲み会の途中でも

笑実ちゃんの眠る時間が近づいてくると

スマホを持って外に出て行き

おやすみの電話をしてあげていて…




最初は皆んなといる時は控えてましたよ!

5人で楽しくが1番でしたから!

でもたまにしか会わなくても

平気だった笑実ちゃんと

毎週会いたくてなって

月曜日は笑実ちゃんの日にしますね




土日はシュウ先輩達と飲み会を

する事も多いから月曜日なんですけど…

月曜日だけじゃ物足りなく感じだし…




だから飲み会の途中でも

シュウ先輩達と集まってる時でも

笑実ちゃんにちょこちょこと

電話をしに行くんですけど

皆んな口に出さなくても

カオル先輩がだれにかけているか

何となく分かってました




少しずつカオル先輩の中で

飲み会〈 笑実ちゃん

と言う感じになってきていて

あの飲み会の日は先に帰ります





サトルちゃんこの時内心イライラですよ…

サトルの中では皆んなでワイワイを邪魔する

存在に見えてましたからね…






コウ先輩達は何も言わずに

変わっていっているカオル先輩を

見守っている感じなんですけど




ツカサ先輩はツカサ先輩で…

カオル先輩のタイプじゃないはずの笑実ちゃんが

もうずっと特別に可愛がられているのが

不思議で「もしかして」みたいな

バカな事を考えて

あんなバカな事をしましたね…




酔っていたのもありましたけど

ツカサ先輩は笑実ちゃんに対して

興味?みたいな物は前からありましたからね




あとこの時はまだハッスルの

バイトをしていたのは笑実ちゃん達だと

勘違いしていましたし

自分達がひらいている飲み会にも

来たりしていたから

変な話…そう言うノリが大丈夫なのかとも

思っていたんですよね(*_*)





またお馬鹿さんだから

泣いて嫌がる笑実ちゃんを見ても

やめないで抱こうとしたり(-_-)





カオルちゃんにボコボコにされても

文句は言えない(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾





カオル先輩は笑実ちゃんが飲み会に

来てると知って直ぐに

シュウ先輩の部屋に戻るんですけど

少し遅くて…皆さまの知っている通りの

シーンなんですけど…





笑実ちゃんを連れて帰りながら

カオル先輩の頭の中で初めて

シュウ先輩達 〈 笑実ちゃん

こうなりました





自分が参加している飲み会で

笑実ちゃんが危ない目にあうんだったら

もう参加しないと思い

周りが笑実ちゃんを

自分のペットという認識のままだと

誕生日の時みたいに

飲み会に来るなと言われたり

今回みたいに手を出されそうになると考え

マンションに向かっているあの時には

笑実ちゃんをちゃんと自分の彼女に

しようと思っていました





ホントに…

沙優ちゃんと笑実ちゃんは

この日で大きく変わりました(´;ω;`)






カオル先輩は笑実ちゃんを

この日に抱く予定は全くなかったですし

タクシーで一度笑実ちゃんのアパートに

送り届けようと思っていたんですけど…





まさか、まさかで抱きましたね…🤭❤️





ある意味だいぶおあずけを

くらってましたから

笑実ちゃんを抱けるのは嬉しかったですし

抱いている最中も今までの行為とは

何かが違う事にも気付いていて

笑実ちゃんへの想いも急加速ですよ!笑





コウ先輩が感じた通り…

帰したくないになってしまって

あの日からずっと自分の側に

おいていたくなりましたし

次何かしたら病院送りにするよは

嘘ではありませんでした:;(∩´﹏`∩);:






抱いた事によって

笑実ちゃんのそう言う顔や雰囲気も

知ってしまったカオル先輩は

自分と間反対な通学路に

笑実ちゃんのアパートがある事が

気になりだしました





またツカサ先輩に会うかもしれないし

ツカサ先輩や店長みたいなのが

自分の知らない所で笑実ちゃんに

興味をもったりするんじゃないかと心配に

なっていましたね…





だから、笑実ちゃんに

バイトなんてしてほしくないですし

社会人で就職先を探す時も

ヒョウ先輩の言う通り

檻みたいな自分の親の保育園に就職させます






また職場で変なオヤジ達に

目をつけられても困りますからね( ̄▽ ̄;)







以上が第一章辺りまでのカオル先輩側の

お話なんですけど…





皆さまが知りたい疑問はどこだろう…(・・?)





あっ!アキラ先輩が沙優ちゃんを

1番初めに抱いたのは

カオル先輩と笑実ちゃんの影響が少しあります




ラビット君シリーズで

兎とヒナの恋模様に仁が「いいなぁ」と

呟いたシーンを覚えて

いらっしゃいますでしょうか?(・・?)





ハッキリとした「いいなぁ」はなくても

自分達とは無縁だった

純粋な恋模様のカオル先輩達を見て

アキラ先輩自信も知らないうちに

自分もそうなりたいと感じていたんですよね





笑実ちゃんの隣にいる沙優ちゃんを

笑実ちゃんに重ねて抱いてみるんですけど

イマイチよくわからなくて…

最初は頻繁に会っていませんでしたが

笑実ちゃんと接する事が増えていくうちに

沙優ちゃんからの呼び出しに出向く数も

増えていってました





ツカサ先輩が笑実ちゃんを

寝室に連れて行ったと聞いた時も

真っ先に動いたのはアキラ先輩で

「やめろ」と言っていたのは

カオル先輩の為でも

後からボコボコにされるのが

予想されたツカサ先輩の為でもなく

あの石垣の上で大事、大事に扱われていた

笑実ちゃんの為だったんですよね





アキラ先輩には

笑実ちゃんが…なんて言うか…

色に例えたら〝白〟に見えていたんですよ





汚れてなく純粋というか

綺麗なままというか…

処女とかの意味ではなく…





第二章でサトル先輩が

遊ぶ用じゃないからなと

言う例えがそれなんですけど…





最初はカオル先輩の特別なチワワ

として見ているんですけど…

少しずつカオル先輩越しに見なくなっていき

笑実ちゃんの家庭的な温かい部分に

惹かれていきます





カオル先輩の様な裕福な家庭では

なかったですし

アキラ先輩は〝家庭的な愛〟が

欲しかったんですよね…

飲み会に来る子達には

そういうものは感じた事もなかったですし

自分自身もそういうのを求めているなんて

全く気づいてませんでしたからね





歳上のお姉さんが好きなのも

自分が甘えられる場所みたいな所を

探していたんですけど

少し違っていました…😔





なにぶん…カオル先輩と同じ様に

拗らせている野獣さんなので…(ノ_<)




カオルちゃんほど歪んでませんが…ε-(´∀`; )








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