〈作者〉









カオル先輩視点ですが…

長いなΣ(-᷅_-᷄๑)むむ…





少し流す感じで説明しますが

カオル先輩が地元から帰って来て

お散歩デートをしていますが

カオル先輩の中のデート気分は3割程度で

残り7割は可愛いペットの相手をしてやるみたいな

本当に〝お散歩〟気分です





散歩をしながら

笑実ちゃんが顔を赤くして

自分を見上げて話してる姿を見て

それでいいんだよと

自分に従順に尻尾を

振っていればいいと思っていて




もう少し一緒にいたいと言った時も

笑実ちゃんのお願いなら何でも聞いてあげるは

嘘なんかじゃなく

ある程度の事なら何でも聞いてあげるつもりでした






揶揄い過ぎた笑実ちゃんが

初めて大人の反応を見せて

カオル先輩もまさかコレでと

驚いていましたが

「おやすみがほしいです」という

笑実ちゃんの可愛いワガママをききながら

あと1ヶ月ちょっとでくる

自分の誕生日を楽しみにしていました





ここからあの…

サトル先輩達から絡まれている場面まで

会えていなかったんですけど

カオル先輩の中での笑実ちゃんは

だいぶ特別な存在になっていて

 




マーチ曲も待ち歌から着信音へと切り替えて

あの曲が鳴るたびに

笑実ちゃんを思い出して

「良い子にしてるかな」と考えていました

でも、会いに行くまでの感情はなく…





久しぶりに会えた笑実ちゃんが

アキラ先輩達といるのを見て

サトル先輩が笑実ちゃんの腕を引いているのが分かり

自分のペットに触っているサトル先輩にも

イライラしましたし

振り解いて逃げない笑実ちゃんにも

イラッとしながら早足で近づいて行きました





アキラ先輩からスマホを耳に当てられているのも

気に入らなかったし

アキラ先輩が「この子が番号知らないっていうから…」

のあの言葉に対しても

顔を俯けている笑実ちゃんを見て

何で中々聞いてこないわけと…

もう、何もかも気に入らなくて

笑実ちゃんにイライラは向いていきました





途中でサトル先輩達が笑実ちゃんを

可愛がっているわけじゃなく

最近あってないツカサ先輩との仲を

とりもたせようとしていた事が分かり

少しずつイライラを落ち着かせていきましたが

笑実ちゃんの手をひいてアパートへと行き

自分の知らない所でアキラ先輩達と会っていた事に

自分では全然気付かないヤキモチを妬いて

お仕置きをしますね…





耳を噛んだりしたのは

アキラ先輩の顔に当たるスマホを

耳に当てていた事の…消毒みたいな感じです…笑





よその男のマーキングを

自分のマーキングで消すみたいな^^;





笑実ちゃんが少しずつ…

自分の与える刺激に初々しい反応から

大人の反応を時おり見せ出し…





カオル先輩の中では

10月13日に向けて少しずつ

笑実ちゃんの調教(準備)をしていましたから

笑実ちゃんの反応に満足して機嫌をなおして

ファミレスに行き…





自分のペットである笑実ちゃんに

触っていたサトル先輩に仕返しをしましたね





そして…ヒョウ先輩が

自分の誕生日の集まりに笑実ちゃん達もどうかと

提案した時にシュウ先輩の部屋で皆んなで集まり

朝方前に笑実ちゃんを連れて

自分のマンションに帰るか

笑実ちゃんをアパートに送り届けて

そのまま泊まろうかとなと考えていました




この時のカオルちゃんは

誕生日に笑実ちゃんを抱くのは決まっていて…

笑実ちゃんも拒まないだろうと思っていたから…

もう、当たり前みたいに考えてて…





だから…コンビニで男と二人で

お泊まりセットを買おうとしている

笑実ちゃんを見つけて(ハッ?)となりましたし

ダイキ先輩に対して自分やヒョウ先輩達の前とは違う

親しげな表情や話し方をしている笑実ちゃんに

どんどん苛立ちましたし

大量に買い込んでる袋の中身が

アイスなんて知らないから

今からダイキ先輩の部屋で二人で

食べて飲んだりする物や

お泊まりセットと一緒に着替え的な物を

買ったのかと勘違いしていましたから

女の子達とカラオケ屋に戻ると

直ぐにシュウ先輩に電話する様にいいましたね





1番は直ぐに笑実ちゃんの番号が知りたくて

沙優ちゃんに連絡を取っていましたが

電話に出ない沙優ちゃんにもイラッとして

画面をみると…笑実ちゃんが

自分の誕生日に来ないと言っているLINEを見つけて

もうイライラMAXです…





それなりに気に入った相手もいて

今日の合コンは当たりかと思って楽しんでいたけど

もう…そんなの頭からなくなり

連絡の通じないあいだも

笑実ちゃんがダイキ先輩に

抱かれているんじゃ無いかと苛立って

しつこく沙優ちゃんに発信しようとするのを

シュウ先輩から止められていました















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