〈作者〉









カラオケ屋の日から笑実ちゃんは

カオル先輩にとっても特別な存在になりましが…




パッと見でも胸が小さい…

無いに等しい笑実ちゃんの胸は

先輩達皆んながそう認識していたから

豆乳ジュースを買おうとしていた

笑実ちゃんを面白がり

皆んなで揶揄っていて




笑実ちゃんイコール貧乳のイメージでしたが

ハッスルの件でカオル先輩が

酷く怒った事もあって

先輩達の頭の中にも貧乳の笑実ちゃんは

記憶に残っていき…

ちょっとずつ先輩達の中でも

他の女の子達とは違った存在になっていきます…






コウ先輩もファミレスで会った時は

合コンに来る年下の子と同じ目線でしたが

コンビニから見えた笑実ちゃんに

豆乳を買って与え…




「Bですもん…」




の発言が更に貧乳笑実ちゃんの

イメージが面白くうつっていき

「笑実ちゃん」で誰だか皆んなが

ハッキリと分かる存在になっていって

笑実ちゃんの話で皆んなが笑っている事に

カオル先輩は何となく嬉しさを感じだす

タイミングですね…




普通は何度か飲み会とかで会ってないと

「〇〇ちゃん」

「・・・いつのどの子?」

みたいな感じでした





予定が空いて笑実ちゃん達はと

なった時に最初シュウ先輩が断ったのは

沙優ちゃんたは2人だけだし

5人で行っても楽しめないんじゃないかなと

思い無理だろといいます



自分とカオル先輩だけは相手がいて

残りのメンバーが退屈に思うんじゃないかと

感じたからです




この先輩達はあくまで

皆んなで楽しめる合コンがしたいだけで

優先順位はこの5人でした




その中で「あの子は当たりだった」とか

「俺だけあぶれた」みたいな話をするのが

好きな感じなんですよね…





( 改めて最低やな…Σ( ̄。 ̄ノ)ノ )






だから普通ならあの時に

沙優ちゃん達の部屋に行くは

あり得ない流れなんですけど

ヒョウ先輩やヒカル先輩が

パンが食べたいと言い出して

カオル先輩も〝笑実ちゃんの作るパン〟が

食べてみたいと思い人数が合わないのを承知で

行こうと提案します




笑実ちゃん視点で気付いた方も

多いかと思いますが

部屋に押しかけた時に

ヒョウ、ヒカル、コウは

笑実ちゃんを揶揄って楽しんでますが

沙優ちゃんを揶揄ったりはしてないんですよね




他の先輩達の中で

沙優ちゃんはシュウが

少し気にかけてやってる後輩の子と

認識していて他の一年生達と比べても

少し特別ですけど…




笑実ちゃんはちょっと

揶揄いたくなるオモチャ

みたいな感じが強く…

揶揄いやすいし笑実ちゃんの

素朴な反応が面白くて

別に自分の相手がいなくても

退屈しないという感じでした




この辺りから

沙優ちゃんと笑実ちゃんの

サイド側の先輩達の扱いや認識が

少しずつ差が出てきます





※沙優ちゃんが全く可愛くないと

  いうわけじゃないんですけどね…

  ペット感の差が…






この回でカオル先輩は

笑実ちゃんが皆んなから揶揄われている

雰囲気が気に入っていて…

付き合ってからも好きにさせてましたね…笑





ホラー映画を見ながら

笑実ちゃんに軽くちょっかいを出して

揶揄っていると揶揄う手を掴んで

顔を上げた笑実ちゃんに

色気じゃないんだけど…なんだろ…

妙に手を出したくなって

毛布を被って皆んながいる中で

キスをしだしましたね





でも最初は本当に

そんなつもりはなかったんですよ!笑



 

最初のシュウ先輩みたいに

他の友達の事を考えて

今日はイチャイチャする予定はなかったから




そして「連れて帰りたい」と

口にして「くる?」と問いかけたシーンですが…





この後飲み屋に行く約束もあったから

笑実ちゃんに問いかけている

カオル先輩自身もその問いに 

半信半疑でした…





おまけに家に人をあげたくないし

部屋を教えたくもないから

合コンで知り合う女の子を

自分のマンションに呼ぶなんて今まで

一度もなかったので…

自分でも「・・・?」という部分はありました





結局何も答えない笑実ちゃんに

少しホッとして「冗談だよ」と

誤魔化してキスをし…





あの事は深く考えない事にして

映画を見終わった後は

何もなかったかの様に皆んなと

飲み屋の女の子達の所へと行きます
































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