・

〈エミ視点〉








ママ「あっ！それなら大丈夫ね！笑」




「すっ…すみません」




里奈ちゃん達のお店に着いて

買って来たサンタの衣装を着てみると

私には…サイズが合わず…

お店にあった赤い猫耳の付いたケープを借りる事にした




ﾘﾅ「フリーサイズだから作りが大きいんだよ！」




皆んなさりげなくフォローしてくれるけど…

チラッと皆んなが着ている衣装の…胸元を見ると

膨らみや谷間が見えていて

自分のケープで隠れている胸元に「はぁ…」とタメ息が出た





ママ「でも出てくれて本当に助かったわ！

　 お客さん皆んなにクリスマスのメール送ってたから」

　




このお店はママさんと里奈ちゃん達とは別に

あと２人のお姉さんが働いているらしいけど

お姉さん２人がインフルエンザになったらしく

今日のクリスマスイベントだけでも手伝ってほしいと

朝急に頼まれ断れなかった…





ママ「まだ時間もあるし

　　 髪の毛とメイクも少しいじるといいかもね」





そう言って化粧室で髪を緩く巻いてくれて

メイクも綺麗に仕上げてくれた





( ・・・・変な感じだな… )





話でしか聞いてなかったけれど

スナックというお店の雰囲気に少し緊張しながらも

お母さんよりも少し年上のママさんはとても綺麗で

いい匂いがして少し安心する…





オジさん達が来るお店で…店長の事もあり

働くのは嫌だという気持ちもあるけど

「一人ではつけないし、私が横にいるから大丈夫よ」と言う

ママさんの言葉にコクンと頷いてから

里奈ちゃん達とオープン準備をしていた





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう！

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録（無料）

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る