第2話 非現実と現実
朝、目が覚めた。自分のベッド…
優斗[あれは…夢だったのか…?]
コンッコンッ
母[目が覚めた?]
母がお越しにきた。
優斗[母さん俺、昨日変な夢を見たよ、父さんが…]
母[夢じゃないわよ…こっちにいらっしゃい…]
優斗[夢じゃない…?]
二人で父の部屋へ向かった。
部屋に入ると昨日の女性が父のベッドで寝ていた。
母[母さんね…昨日あの後、色々と調べてみたんだけど、この人は、もう父さんじゃないみたいなの。]
優斗[父さんじゃないってどう言うこと?意味がわからない。昨日父さんは薬を投与して、そして……この子に…なったんだよね。]
母[そぅ…そうなんだけど…父さんの機器を使ってこの子の身体を色々と調べたわ…身体に関しては完全に女性…そしてDNAなんだけど……この子は、父さんと全く違うDNAをしていた…つまり完全に父さんじゃ無いってこと。]
優斗[…じゃ父さんは死んじゃったの…?]
母[…死んだ……とも違うと思う…]
優斗[………]
母[…生まれ変わった…と言った方が正しいのかも…]
優斗[…生まれ変わった?そんな………そんなの非現実すぎるだろ!]
母[そぅ…ね…でも、今のこれ現実よ…]
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