第255話・折れそうに細い高身長女性のおんぶに乗った
4月にもなると晴れると日差しはそこそこ強く、日傘女性の美しい後ろ姿が
目に付くようになる。この小説でも過去に書いたが、日傘をさしてる女性には姿勢とスタイルの美しい女性が多いように感じる。
そんな意識と期待の目を持って、駅前広場に通じる商店街的な小道を歩いていると、黒系の上下ファッションに身を包んだ長身スレンダー女性が日傘をさして正面から颯爽と歩いて来る姿にボクの目は止まってしまった。黒系ファッションの色効果もあったかもしれないが、なんともいえない細い身体ライン。168はありそうな高身長なスタイルが彼女のボディーラインの細さを強調しているともいえた。
いずれにしても、ボクの「華奢な女性に乗りたい」フェチ心に火が点いてしまったのは、もう避けられない。ふだんのボクなら、一度お目当ての女性とすれ違って振り向いて女性の後ろ姿を堪能してから声かけなのだが、今回はそんなゆとり心はなく、真正面から声かけしてしまった。
「あのー、素晴しい細い綺麗なスタイルなんでつい声かけてしまい、すみません」
「えっ、、はい、時間ないんで・・」と颯爽と駅に向かって歩いてゆく姿勢が素敵すぎる。ボクはあわてて追った。
「駅までですよね、時間は取らせません。2分でいいです」
「なんなんですか?」と女性は立ち止まった。
よし、立ち止らせれば、なんとかなる、とボクは、ほくそ笑む・・。
「単刀直入に言います。貴女のおんぶに乗りたいんです」
「えっ?おんぶ? 私がですか? なんで?」
「貴女のこの細くて美しいボディーラインに一目惚れです。こんな折れちゃいそうな細い、しかも背の高い女性のおんぶに乗ってみたくなってしまいまして・・」
「男の人をおんぶなんかしたことありません。女性のおんぶに乗りたいってなんなんですか、、」
「日傘はボクが持ちます、乗りますね」とボクは一方的に話を進めながら、女性の背中側にまわりこんで、両手を彼女の両肩に乗せる。
「えっっ、ちょっと待ってください。おんぶするなんて言ってませんよ」
「駅まででいいんで」と言いながら、彼女の肩に乗せた手に力を入れると、女性は、乗られる態勢のごとくやや中腰になって身構えてくれた。おんぶなんかしない、と
クチでは拒否しつつ身体は身が得てしまうのが、女性の本能的に優しいところ。
ボクは、長身女性の高い位置に飛び乗るために、やや高めにジャンプし、スレンダー女性のおんぶに飛び乗る。イイ感じの高い位置に乗れた。女性は、ボクの飛び乗りの衝撃に2~3歩とんとんと前に歩み出たものの、ちゃんとボクの両足を彼女の細腕でてホールドしてくれた。この「ホールドしてくれた」ことこそが、イヤだとは言いつつも、女性ってのは、乗られてしまうと、おんぶしてくれちゃう生き物、ってな
勝手な解釈、そして、おんぶしてらえた安堵感、、この受け入れてもらえた瞬間の
幸せは何度味わっても最高だ、色褪せない、、いつも何度でも。
この細い女性のおんぶに乗った感触としては、女の子の身体の細さを、自分の股間で味わえるのが、たまらなく気持ちいい。せっかくのこんなに折れそうなくらい細い女性のボディーを体感するために、ボクは、細い腰のクビレを両足に力を入れて、
クイッと挟んでみる。すると、おんぶしてくれてる女性の細さが、さらに色っぽく
ボクの股間に刺激をじんわりとフレゼントしてくれるではないかっ、細い女の子の
おんぶって、こんなに気持ちいいもんだっただろうか・・。
ボクは、両足で何度もクイックイッと彼女のクビレを挟んでみる。なんとも言えない気持ち良さと同時に、こんな細くて背の高い女の子の上に乗って、クイックイッしてるんだという優越感・・・クイックイッ・・クイックイッと癖になっちゃう。
「足に力入れてクビレを挟まれると痛いんです」
「痛いんだゴメン、気持ちいいんでついクイックイッしちゃって」
「こんな重いおんぶさせられてるだけでも、なんでなのよなのに。気持ちいいからって痛いことまでされて・・なんなのよこれ」
「ごめんなさい、もう痛いことしないでおとなしく乗ってるから、駅までおんぶしてください、乗り心地最高なんで」
「駅まで歩けってこと?」
「うん、歩いて」
「・・・・なんでワタシ・・」
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