第241話・やせ細った女の子のお馬さんの乗り心地

 マミカのこの汚部屋は、いろんな物が転がってて歩きにくいのだが、この汚部屋の主であるマミカは器用にまたいで移動していて、ボクより動作が機敏だ。ということは、これは、この部屋の中での移動は、マミカに乗って移動したほうがよさそうだ。

「マミカ、ここで四つん這いになってよ」と、ボクの前で、お馬さん姿勢をさせる。すると、なんともこの汚部屋の光景と、痩せすぎボディーのマミカの姿が、エロく

マッチングしているではないか。

 そんな痩身マミカの姿勢を、腰部分を低い位置にたわませるボク好みの、湾曲した背中ラインとなるお馬さんスタイルにさせると、もう見ているだけで欲情してしまうエロさで、ボクの股間のアレは興奮してしまった。

 ボクは、マミカの背中のもっとも低くたわんだ部分に跨り、どっかりと座った。それからゆっくりと両足先を宙に浮かして、全体重を女の子の上に乗せた瞬間の悦楽は相変わらず、ぐっとくる。今回は、痩せすぎマミカの骨のコリコリを感じる女体だったため、女の子の身体を壊してしまわないだろうかとの心配はあったのだが、足を

浮かした瞬間から、ボクの性的興奮は一気に高まり、自分の性的興奮のために女の子の身体を壊してしまう興奮を求めたくもなってしまった。

 痩せすぎボディーのマミカの背骨のコリコリ感をボクは自分のお尻と太もも内側で感じ、いま自分が乗ってる女の子は、やはりかなり病的といえるほど痩せすぎでは

ないかと再確認した感じ。でも、こんな痩身でも、70キロの男をお馬さんしてて

大丈夫なもんなんだなぁ、と。歩かしてみたくなってきた。

「マミカ、部屋の向こう側のソファーまで歩けよ」

 なんとなく、骨と皮の女の子にお馬さんさせてるこの状況、命令口調のほうが

マッチしてるような気がしてきた。奴隷女に乗る王様の感じ・・。マミカもそう感じたのか、無言のまま、四つん這いで歩き始めてくれた。

 女の子のお馬さん歩きは、乗ったことのある男だとわかるとおもうが、進むごとに、肩甲骨がすごく動くので、乘ってる側は、落ちないように乗るのがけっこう大変なのだ。今までのボクのお馬さん乗り経験からすると、痩せてる女の子のお馬さん歩きほど、肩甲骨の動きが大きくて、乘ってるがわは落ちそうになりがちだった。

 で、やはり、マミカのお馬さん歩きもやはりそうだった。ボクは振り落とされないように、マミカの肩に掴まると、鎖骨の細さを感じた。女の子の骨って、こんなに細いの? こんな細い骨の上に70キロの男がどっかりと乗っていて大丈夫なんだろろうか、とも。

 とはいえ、そんな細い骨の女の子がボクを乗せて歩いている光景には、なんか気持ち良さを感じ、ああ~こんな骨と皮の女の子に・・、こんくらいの力仕事、女の子って大丈夫なんだな、と。ということなら、ちょっと命令口調でイジてみようかな。

「おいマミカ。揺らさないで歩けよ。いまマミカがお馬さんやってる目的は、上に乘ってる俺を楽させるためなんだから、俺が疲れるような歩き方してんじゃ意味ないだろ。もっと安定して歩け」

「ハイ」と、従順な答と同時に、揺れを食い止めようと、小さい小刻みな歩き方にしてくれた。女の子っていうのは、命令口調のほうが献身的に頑張ってくれるもんなのだろうか。

 ボクは自分の両足を前にもってゆき、マミカの細い鎖骨の両肩の上に、ボクの太い両足を掛けるように乗せてみる。この乗り方にすることで、特に女の子への負担が大きくなるわけではないとおもうが、乘ってるボクとしては、視覚的に、女の子に負担を増やしている感覚になれる、それは、自分の太い両足が女の子の細い鎖骨と腕の上に乗っかってるのを、目で確認できるから。

 しかし、この乗り方だと、左右への揺れ次第では、ボクは女の子の上から落ちやすくなってしまう。なので、マミカにはまた命令口調で

「おいマミカ、俺を落とさないように揺らさないように歩けよ。もし落としたら、

罰として、あとでおんぶだからな」と。

「なんで、クロさん、いきなりそんな命令口調なのよ」

「ごめん、命令口調したい心境になっちゃってて。あとで償うから、今は命令口調で威張らして。マミカは奴隷女を演じてほしい、お願い。。」

「演じるってことならいいけど・・」

「よし、マミカ。俺をあそこの奥のソファーまで、乗せてってくれ。この部屋は

ゴチャゴチャだから、自分の足で俺は歩きたくない。移動はすべて、マミカのお馬に乗ってすることにするからな」

「ハイ」と返事をするとボクを乗せたまま歩き始めてくれた。

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