第224話・3度目のおんぶで上手になった女の子の上で
社会人になったばかり24才のカナエは、ボクとは彼女が女子高生の頃からの知り合いだったこともあり、お互いに無遠慮にエッチな言動での会話をでた。しかし、
会話がそうであるゆえなのか、エッチなことは会話止まりで行動には移しづらい仲となってしまっていて、ボクはまだ、カナエのおんぶにすら乗ったことがない。なので
今回は、初っ端から攻めてみた。
「カナエー、おんぶしてくれよ」
「なんで、おんぶなのよー」
「カナエがかわいいから、おんぶしてもらいたくなっちゃったんだよー」
「重いんでしょ? 何キロなの?」
「男としてはそれほど重いほうじゃないよ、70キロ」
「70キロかぁぁ、、うん、ちょっとなら、やってみてもいいよ」
こんな単刀直入スムーズにオーケーな女の子なのに、なぜボクは今まで、これを
言い出せなかったのだろう、と悔いると同時にドキドキワクワクの嬉しさに包まれた。言い出せなかった理由の大きなひとつは、カナエが、同級生友人君の妹ってのがある。
で、おんぶに乗ってみてわかったのは、数年間「おんぶして」と言い出せなかったその歴史が、萌えちゃうエネルギーとなってることを一瞬で感じとり、カナエの
柔らかい肌感触をボクの全体重乗せで味わうジワジワ感。身長154センチのカナエは、70キロのボクをおんぶするには、やや小柄すぎかなという感もあり、おんぶはあまりうまくはなく、ちょっと大変そうだった。
おんぶがうまくない女の子のよくあるパターンなのは、女の子が自分の上半身を前傾姿勢にしすぎてしまうってのがある。下で支える女の子の身体が腰を曲げた前傾姿勢になると、上に乘ってるボクも前方へ荷重が行ってしまい、女の子は腰がツラいことになってしまう。
「前傾姿勢にしないで、上半身を起こして」と言っても、上に乘ってるボクも前傾になってからでは、華奢な女の子の力では起こせない。なので、ボクは一度おんぶから降りて、乗りなおした。
二度目のおんぶでは、カナエは前傾にならなかったので、イイ感じのおんぶになり、カナエもすたすたと歩けた。
「この姿勢でのおんぶの方が楽でしょ」
「うん、さっきよりは楽。。だけどやっぱり重い」
「ツラくなったら降ろしていいよ。また乗りなおすから」
「えーっ? また乗るんですか?」
「うん、カナエは、おクチでとかエッチなことしてくれないから、代わりに罰として、おんぶしてもらう」
「なんで罰なんか受けなきゃなんないのよ」
「罰としておんぶさせてるんだと思って乗ってると、萌えるんだよ」
「あっ限界ぃぃ、一度降りて」
「うん」
おんぶから降りたボクは「おクチでやってくれる? これ大きくなっちゃったの」
「やだ」
「じゃあ、おんぶだ」とカナエの背中に飛び乗ると、2度目のおんぶよりさらに気持ちいいというか乗り心地安定なおんぶをしてくれた。
「カナエ、またおんぶよくなってるよ。回数重ねるほど、乗り心地のいいおんぶできるように上手になってくね」
「そうかもだけど、もうおんぶ、やだぁ」
「じゃあ、クチで」
「わかったわよ、おんぶするわよ。。。っていうか、なんで、私、クチでやるかおんぶかを選ばなきゃなんないのよ」と言いながらも、歩道に隣接した公園にスタスタと歩いてゆき段差を2段トントンと降りてくれた。
するとこの2段織の振動で、ボクの股間のアレが感じてしまい出てしまった。
「カナエぇ、、今ので気持ちよくなって出ちゃったよー」と言いながら、両手で
カナエの頭を握りしめてしまうと、カナエは、何が起こったかを理解したようで
「えええっ、、出ちゃったってそういうことなの?」と。
「出ちゃって、足腰の力抜けちゃってるから、しばらくは降ろさないで、このまま
おんぶしてて」
「私だってもう力の限界なんだから、もうおんぶムリよー」
「そこをなんとかお願い、頑張ってぇ」
「ムリ降ろすよー」と降ろされてしまったが、3回もおんぶしてくれて、そのおかげで、ボクとカナエの身体が、徐々に馴染んでゆき、そのゴールがこのおんぶ上発射だとおもうと、カナエ最高のおんぶをありがとう。
「カナエのワイシャツ背中んとこ濡らしちゃってごめん」
「あっほんとだあー、まったくもう男ってのは・・」と、カナエの反応は優しかったのが、これまた嬉しい。。自分の女子力で男子がこんなんなっちゃったっつー自覚のある大人な女になったのかな。
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