第218話・組体操としての女の子の肩車に乗るお得感

 70キロの男のボクが、153センチの女の子ユウカに肩車してもらってる現実の光景を目の当たりにした女の子レミナが、見ただけなのに不満そうに不機嫌なってるという、この感情は、おんぶや肩車に幸福を感じるボクとしても、わかる点もあるところが微妙な共感というか。

 この小説に書いているように、ボクは、いろんな女の子にいろいろなシチュエーションで乗りまくってきているわけだが、女の子がボクをおんぶや肩車してくれることに慣れっこになったことなどは一度もなく、女の子たちがしてくれてきた一つ一つのおんぶや肩車の全てが、特別のサービスだと、感謝感激している。

 つまり、この「特別のサービス」という認識は、レミナとボクは、感じ方が一致

している。それゆえ、ボクは、レミナが不満顔なほど、不機嫌になるほどに「ボクは女の子たちに特別なサービスしてもらってる人生なんだよなぁ」と、レミナの感覚を

通しての再確認・・萌え。

 不機嫌顔からお怒り顔になりつつのレミナは

「乗ってるクロさんの股間のアレが、ユウカちゃんの後頭部に密着してるのが許せない」と言う。肩車をさせられてる女の子にとっては、重い荷物を担がされてる重労働てか、子供がやっても問題ない、たかが組体操かもしれない。下で支えてる女の子がまったく性的なことなんか意識してないのをいいことに、上にのってるクロさんの

アレは女の子の後頭部に密着して気持ちよくなってるってのが許せない、とのこと。

 すると、ユウカは笑いながら

「首の後ろに当たってるアレが熱くなってくのは、感じるんですよ。女の子の上に

乗っかってるだけで、男の人のアソコってこんなに熱くなっちゃうんだ、と思うと、おもしろいというか、おかしくて・・」

「えええーっ、肩車させられてる上で男が気持ちよくなってるのムカつかないの?」

「えーっ、なんでムカつくの? おもしろいよー」

 肩車というR18規制でもR15規制でもない組体操に対して、これほど、性的に人によって正反対の反応になるとは・・・・恐るべしーー女の子の肩車。このテーマに

ついては、たかが組体操にここまで拒絶反応というベクトルで熱く反応してしまった

レミナが、もしかしたら、自分の反応にびっくりしてるのかもしれない、たかが組体操・・なのに。レミナはSMプレイも含め、いいろいろな性的プレイを多く経験してきているほうなのに・・。

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