第210話・1人のおんぶ女子に最後まで負担させたい男心

 さっきまで20分ほどもボクをおんぶして走ったり歩いたりしてくれて、かなり疲れているはずの身長162センチ女子キヨカは、ボクの突然の再飛び乗りを、ちょっとよろけながらも支えてくれた。

「なんで、女の子4人もいるのに、私ばかりなんですか?」

「最後まで、1人の女の子で遂げたいの。ボクをこんなに気持ちよくしてくれたのは、キヨカなんだから、ボクはキヨカの上で果てたい。他の女の子じゃなくって」

「遂げたいとか果てたいってなんなのよ」

「そのまま同じペースで歩いてて・。。あっ、この揺れ気持ちいい、出ちゃうっ」とキヨカの耳元でささやきながら、ボクは、キヨカのグレーのショートヘアの頭を思いっきり握りしめるように抱きしめた。この握り抱きしめは、キヨカにとっては苦しかったとおもうが、キヨカは事態を理解してくれた。

「出ちゃったって、あれ出ちゃったってこと? おんぶで」

「うん、出ちゃったの。気持ちよすぎて、果てちゃったゴメン」

「背中にモノが当たって熱かったところが冷たくなってきた。私の服もびしょ濡れってこと??、クロさんの精液で・・、ひどいよー」

「ボクのパンツもズボンもびしょ濡れなの。他の女子たちに見られると恥ずかしいから、絶対におんぶから降ろさないでね」

「そんなのムリよ。もうそろそろ私ちから尽きる」

「ボクとキヨカの秘密にして」

「うん、私もこんなことされたって知られたくないし」

 幸い、他の女子たちは、またどんどん先へ行ってしまったので、ボクたちのことには気づいていず、なので、一旦ボクはおんぶから降りてあげて、お互いの濡れ具合状況確認をするために道端から茂みに入った。

「あっ、それほどではないわね、アタシの山シャツは」と。

「思いっきり出さずにに頑張って我慢しながらにしたから」

「そういうコントロールできるんだ」

「うん。で、お願いがあるんだけど・・」

「なによまた?」

「まだいっぱい残ってるんで、おクチでやってほしいの」

「えっ、そこまで要求するの?」

「このまままたキミのおんぶに乗ると出ちゃうし」

「乗らなくていいよ」

「だって足腰の力抜けちゃって歩くのツラい」と言いながら、キヨカの色っぽい

おクチをボクの大きくなったアレに、キヨカの頭を両手で抑え込んで近づけてから

「お願いっ」と懇願して、おクチに挿入。

もうビンビンに感じていたので挿入の数秒後には、思いっきり発射。解放感・・。

「キヨカ~、気持ちいい、最高だよー、ありがとう」

「うううっ、ニガい。こんなにいっぱい出るなんて、濃いし」

「半日歩いて身体つかったあとだから、ニガくて濃いのかもね。いっぱい出たのは、キヨカのおクチが気持ちいい・・かったからだよ、ありがと」

「なんでアタシ、好きでもない男にこんなことまでしてあげてんだろ。悲しくなってきたわよ、もう。最悪ぅぅぅぅ」

「そんなこと言わないで、バス停まであと10分くらいだと思うんで、おんぶしてね。ボクもう足腰へろへろで歩けないから」

「またこの重いのをおんぶ・・最悪ぅぅぅ」

 最悪ぅぅぅ、と言いながらも、ボクのワガママをなんとかこなしてくれる女の子のこの優しさ・・。実際のところ、この状態での最後の10分おんぶは、女の子にとって相当キツイとはおもうが、ボクはもう乗る気まんまんでドキドキワクワク。

「クロさんのその嬉しそうな笑顔見せられると、まあしてあげてもいいっか」って気になっちゃうの、ずるいよ。私のほうがワガママしたい性格なのに。

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