第195話・お馬さんしてくれた女性の奴隷脳が醒めた

 女性に、四つん這いになって、お馬さんしてもらって、その上にボクは乗るのが大好きで、実は、おんぶよりも、性的に瞬即で感じてしまうことも多々なのだ。しかし、このポニーガールプレイで瞬即するには、いくつかの条件がある。

 まず、身長は高めでスラリとした体形の女の子がいい。そして、この小説では何度も書いている「腰の部分を低くたわませたポニーガール姿勢をできる」反り腰な女の子がいい。今回、マンション裏庭公園で、お馬さんしてくれることになった女の子は、この条件をハイスペックで満たしている。

 特にボクの好みとしては、女の子が、腰の部分を低くたましてくれること、その低くたわんだ部分にどっかりとボクの全体重を乗せさせてくれることが大事。この、たわんだ部分に跨ることによって、ボクの股間は、前後から女性の身体に挟まれるというか、包まれることになり、その感触が、股間のアレに与える感触は、もうそのまんま発射しちゃいそうなくらいエロい。

 今回は、マンションの裏庭という日陰的な地味なところで、ゴージャスな金髪高身長女性にポニーガールをさせて、そこに乗る、というギャップ光景が、ちょっと犯罪的で萌える要素満点。乗られてる女性の目には、このポニーガールプレイの全体像も、自分の背中の上で行われていることも見えてないので、ボクの要望に従って、こんなことしてくれてるが、かなり奴隷的な光景だ。

 で、その奴隷的光景の中に入って悦になってるボクは、その光景によって、さらに「奴隷的」な萌えに火が点き、要求がエスカレート。

「歩いてよ、歩けるでしょ」

「ヒザが痛いですよ」

「ヒザが痛いくらい我慢して、あっちのベンチまで、お馬さんしてボクを運んでほしいんだよな」

「やっぱり、アタシの上に完全に乗ってるでしょ」

「うん、乗ってるよ。でも、歩けるよね」

女性は、ボクを乗せたまま、無言で、四つん這いのお馬さん歩きをしてくれた。歩き始めると、低くたわませてた腰の部分が上がりがちになるので、

「腰を高くしないで、低くたわませて」と指導する。

 お馬さん歩きさせられてる女の子としては、腰を高くしたほうが歩きやすいとのことだが、乗ってるボクのがわとしては、低くたわませてくれたほうが、座り心地が最高にいいのだ。どっちを優先するかとなると。

 このポニーガールプレイの目的は、女の子が歩きやすく歩くことではなく、乗ってる男を気持ちよくすることである。つまり、女の子は、少々の苦労や痛みはあっても、上に乗ってる男を気持ちよくするために頑張るべきで・・。

「上に乗ってるボクが気持ちいい体勢でやってくなきゃ」と。

 彼女がボクを気持ちよくさせなきゃいけけない理由なんか存在しないのに、ボクと彼女の間の空気感には、今なぜか、主人と奴隷の空気感が出来上がっていて、金髪高身長女性が「ハイ」と言って、服従してくれる空気感。この空気感は、途絶えさせたくない。

 この空気感をとだえさせないためには、それほど極端でない「主人から奴隷への命令」を途切れさせないこと。そんなこともあり、ボクは、彼女に「歩け歩け」と言い続けて、なんとか、向こう側のベンチまで歩かせた。さて、この次はどんな命令をしていこうか・・。

 お馬さんして歩いてもらってるうちに、ボクの股間のアレは、びんびんに立っていたので、ボクはベンチに座ると、ごく自然に当たり前のような流れで、四つん這いの女性のおクチに挿入。女性は、その流れのまま、おクチに咥えんでくれて、ボクは彼女の金髪を掴んで、喉奥にぐぃぃぃっと。

 もうすでに、お馬さんプレイでびんびんだったので、口内発射までには1分もかからなかった。

「あああ、気持ちいいぃぃ、ありがとう」

この現実的なセリフによって、女性は奴隷脳から目覚めて、現実に戻ってしまい

「なんで、アタシ、こんなことしてんだろ」というと同時に、おクチに含んでいたボクの精液を、ぺっ、っと吐き出した。

「ごめん、にがかった?」

「にがい、濃いし」


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