第115話・おんぶしてくれた女子高生と2人のヒミツ

 騎馬戦フォーメーションの先頭をしてくれていた女の子は、マリコという名前のようだ。第1,2,3話などを含め、この小説では何度かボクのおんぶガールをしてくれていた、ボクに片想いしていた女性と同じ名まえだ、そのことで、ボクはいま目の前にいる女子高生マリコに、リラックスして乗れそうな気持ちになれた。

 8人いる女子高生に平等になるようにボクの負荷をかけるのではなく、一部の女の子ばかりに負荷をかけることでボクは萌えてしまう。マリコは、性的に気持ちよくなってるボクを左側で担がされたことを「イヤだった」と第113話で告白しているわけで、その「イヤがる女の子」をあえて選んで乗る、こんなボクは女子高生マリコに呪い殺されるだろうか。こんなかわいい女の子になら、呪い殺されてもいいっ。

 騎馬戦フォーメーションから後方の2人の女の子が離脱し、ボクはすんなりと、マリコにおんぶの体勢で乗り移った。マリコからは小さな声で

「えっ、こんなに重いの・・、なんで私ひとりが・・」と、ため息声が。

門扉から数メートルで家の玄関だから、たいした距離ではないのだが、そこを女子高生のおんぶでいけるのは、もてなされてる感で、一気に快感に至ってしまった。

 マリコ背中で、ボクのアソコは、びんびんに大きく堅く、そして熱くなってしまったもんだから、マリコも背中でそれを感じていることであろう。

「マリコ、背中で、わかる?」

「わかりますよ」

「マリコちゃん、ボクがマリコちゃんの身体で感じちゃってるの、イヤ?」

「うん、イヤです。イヤですけど男の人って、仕方ないのかな、と」

「ごめんね、感じちゃってて。いま凄くかんじてる瞬間だから、もうすこしの時間、ボクをおんぶから降ろさないで・・」

 しかし、公園から騎馬戦フォーメーションで約10分歩いてきたその引き続きのおんぶなもんだから、マリコにとってはもう体力の限界って、崩れるようにしゃがみこんでしまったので、ボクは10分以上ぶりに、自分の足で地面に立った。

 そしたら、しゃがみこんだマリコの目の前にボクの大きくなったアレが突き出す構図となってしまい、マリコは、びっくりしたのと好奇心の入り混ぜのような目で見つめてきたので、さすがのボクも恥ずかしくなった。

 その恥ずかしさをごまかすかのように、ボクはマリコに「今ここでクチでやって」とちょっと命令調に言うと、マリコは拒絶も逃げ出しもしないので、ボクは、仁王立ちしたまま、玄関先に座り込んでるマリコのおクチに大きくなったアレを突っ込んで、両手でマリコの頭を握って抑え込んでしまった。

 かわいそうなことしてしまってる、という申し訳なさはあったが、ボクは

「ごめんね、マリコ。。こんなことさせてごめんなさい。でも気持ちいいよ、ありがとう、やってくれて」と謝罪と感謝の言葉を繰り返しながら

「出すよーー」という掛け声のごとくタイミングで、思いっきりマリコのおクチに口内発射させていただいた。おんぶですでにビンビンにしてもらっての「おクチ」だと、ボクはいつも瞬即だ。

「気持ちいい、ありがとう。。マリコ最高ーー」

 家の中から「マリコー、何ぐずぐずしてんのよ、上がってきてよ、クロさんも」と。あわててボクはアレをしまいこんで平静を装い、マリコは、眉間にシワを寄せながらも、ごっくんと飲み込んだ。

「みんなには内緒にしていてほしいんだけど」

「うん、私も、誰にも知られたくないし」

「2人だけのヒミツ・・なんか、うれしい」

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