第16話・女子大生3人の上に乗って騎馬戦
都区内の某有名女子大の文化祭で、騎馬戦イベントに参加した。ボクを含めた男の参加者はかなり少なかったので、男1人+女子大生3人で1騎馬となつた。チーム構成で女の子3人を与えられたボクはもうそれだけでドキドキしてしまった。
「よろしく、お願いします」とあいさつを交わしてすぐにボクは
「ボクが上に乗るんでいいですか? こんな機会めったにないんで、女子大生に乗ってみたいです」と申し出ると、もっともしっかりしてそうな勝気な女の子が
「いいわよ、私が前をやるから」と。他の2人の女の子も納得。
女の子3人が組んで、しゃがんでくれた馬にボクが乗ると女の子たちは立ち上がってくれた。なんて、お得な役回りなんだろう。女の子の腕の上に座って両足は女の子の手のひらの上、両手は、前の女の子の頭の上。騎馬戦で崩し合いなんかしないで、
ただ乗っていたい。または、競馬のようなスピードレースをしたい、とかんじたりしていたのだが、笛とともに戦いの火ぶたは切られた。
男が上に乗ってるのはボクの騎馬だけだったことが目立ったのか、相手チームの3騎馬からの集中攻撃を受けた。上に乗ってるのが重い男なので、女の子たちの走る速度が遅く、いいエジキになってしまったうえ、馬役の女の子が、ボクの重みで体勢を崩し始めている。で、そのまま、後ろ左側の女の子が転ばされてしまい、僕の乗ってる騎馬は崩壊寸前になってしまった。
前で頑張ってる勝気な女の子が「馬が崩れても、上が落ちなければ、生き残りに数えてもらえるから、私に掴まって落ちないで」とボクに言ってくる。そしたら、右側の女の子が敵騎馬に引っ張られて転んでしまった。
ボクは「おんぶして」と言いながら前の女の子に全体重を移すように両足で彼女の腰を挟むように乗ると、両手でボクの両足を受け取ってくれ、おんぶの姿勢になった。
もうボクの騎馬は戦っても崩されるだけなので、生き残るために、走り回って逃げてるしかない。後ろから敵の騎馬に追われると、ボクは「追われてるよ、あっち側へ逃げて」と女の子に指示し、女の子はボクをおんぶして全力で走る。おんぶフェチのボクにとってこんな最高のおんぶもなかなかない。ボクをおんぶしてくれてる女の子がこんなに一生懸命になるシチュエーション他にあるだろうか。
勝気な女の子にとっても、体力的に相当キツいようで、ハーハーゼーゼー息切れで、たまに立ち尽くして腰を曲げて身体を休めていた。そ前屈姿勢のときボクも、女の子の背中にべったりと自分の上半身を密着させて乗ってたのがまたお得感のエロいご褒美。
これを3~4回繰り返したあたりで、女の子は「もう限界ぃぃぃ」と崩れそうに。
そしたら、そこに崩されてちりぢりになってた2人の女の子が合流して騎馬を組み立て、ボクはまた女の子の腕の上に座る姿勢に。そこで騎馬戦試合終了の合図、生き残ってる騎馬はスタートラインにならんでカウントされる。ボクをおんぶして何度も全力疾走したジュンコさんはテニス部スポーツ女子だが、ボクを乗せた騎馬でスタートラインまで歩くだけでも体力限界で大変そうで、色っぽい喘ぎ声ををだしていた。
そしてスタートラインに並んで、審判員のカウントを待つあいだもボクのこと乗せておかねばならず、もう倒れそうだった。その倒れそうなジュンコの上に、うっとりとして乗って座ってることが役目のボクの人生って。。こんな人生やってたら、そりゃ女の子大好き性格になるよね。
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