第10話・女の子に初めて肩車してもらった
ボクが人生で初めて、女性に肩車してもらうという夢を実現させてもらえたのは、忘れもしない2015年5月14日のことである。その3か月ほど前から、YouTubeなどの動画で、スレンダーな女性が大きめの男性を肩車してる映像を見つけていたため、「女の子の肩車に乗せてもらうことが可能なのだとしたら、ボクも乗りたい」と夢を感じていたのだ。ちなみに、fm lift carry などのキーワード検索でそれらは見つけられます。
おんぶでの経験から、ダンスやってる女性は乗せてくれる、があったので、レゲエダンサー身長169センチのチヒナさんにお願いした。腰まで届くロングヘアーのチヒナさんは「肩車ですか。やったことないけど、できるかなぁ」と、好奇心ありありの表情でオーケーしてくれた。さらに「男の人を肩車、、やつてみたいです」とも
付け加えてくれた。
椅子の上に立つボクの股の間に、チヒナさんのロングヘアーの頭が挟まるように入り込んできた光景を見ているだけでも、ボクはドキドキと燃えてしまった。チヒナさんが頭を持ち上げてくれることで、ボクの体重が、チヒナさんの両肩と首に移り乗る。ボクの両足が椅子から離れた瞬間に、ボクはチヒナさんの頭を両手で握った。
チヒナさんは「大丈夫? 落ちないように私の頭に掴まって」と、上に乗ってるボクのことを心配してくれてる。
「歩ける?」とうながすと「歩いてみる、落ちないでよ」と。最初は横歩きのような歩き方だったが、すぐに前進するふつうの歩き方になった。
それにしても、169センチの女の子にしてもらう肩車は目線が高くて、まるで空中散歩だ。自分の股の間に挟さまってるチヒナさんの頭を何度も見て触って、この瞬間に、夢が実現していることを何度何度も再認識した。ボクは今、美人女性ダンサーに肩車してもらってるんだ・・と。
歩き続けてると、けっこう頻繁にグラッと揺れる。この不安定感こそが「女の子に乗ってるんだよな」という実感をくれる。女の子がギリギリの力まで振り絞って、ボクに夢の快感をもたらしてくれてることに感謝感激。か弱い側とされる女性に、大変な重労働をしてもらうことで幸福感を得るフェチの男って、やっぱり女性の敵なのだろうか。。
この「女の子に肩車・・」の実現以来、ボクは性格が変わった。「こんなこと女の子に頼んじゃいけない」という固定観念を捨てて、してほしいことは、なんでも「やってぇぇ」と頼めるようになったのだ。もちろん断られればそれ以上は求めたりしないのだが、それは「やってくれる女の子もいたんだ」という体験があるがゆえ、断ってくる子は断ってくる子として尊重する心のゆとりができたのだ。
逆にいうと、断ってくる女の子も多いから、やってくれる女の子との出会いの価値が上がる。やってくれる女の子、断ってくる女の子、すべての女の子のおかげで、ボクの夢心地は構成されている。ボクと関わってくれた全ての女の子にありがとう、そして、ごめんなさい。。
この初肩車のときは、ボクまだダイエットしてなかったので、体重73~74キロあったとおう、重かったのにもちあげてくれて、、萌え萌え感謝・・
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