第7話・女子高生のおんぶで恥ずかしいことになった男子

 リカコにおんぶしてもらって、リカコの背中の上で、我慢できず射精してしまった恥ずかしさ。リカコには「出ちゃったこと内緒にして、おねがい」と言うと

「私だって、そんなことみんなに知られたくないですよ、男の人おんぶして、精液ひっかけられたなんて・・」と。

 このときは、射精しちゃったことを恥ていたが、それから日がたつにつれて、これは最高の思い出なんじゃないかと思うようになった。制服の女子高生におんぶしてもらって、女子高生の背中の上で射精しちゃったなんて・・・。

 そんなふうに思い返すと、出ちゃった瞬間のことを何度もフラッシュバックのように思い出し、どうせ出ちゃうんだったら解放された気持ちで、思いっきり出せばよかった、と。出る瞬間、ボクは申し訳なさそうにリカコの背中から自分の身体を離していたが、出る瞬間リカコを思いっきり抱きしめればよかったかな、とか。出たあとの脱力したボクの身体を運んでくれてるリカコには保護者の頼もしさを感じてしまったよ。脱力したボクはさぞや重かったんじゃないかな。。

 こういう、おんぶでの思い出のひとつひとつが、ボクの「女性におんぶフェチ」

構成する部材のようになっている。もちろん、リカコがボクをおんぶして長い道のりを歩いてくれたことが最も大切なのだが。。

 制服の女子高生に乗せてもらえたことで、ボクは童心に戻れた。自分が高校生のときには、チャンスはなかった。もし高校生のときにクラスの女の子におんぶしてもらえていたとしたら、今のボクにどういう違いが起ったのだろうか。

 幸福感やお得感としては、高校生のときにおんぶしてもらえるよりも、大人になってからの方が高いとおもう。リカコありがとう、そして、ごめんなさい。でももしまたどこかで会えたら「おんぶして」って頼んじゃうだろうなあ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る