正しい死に方

第1話 正しい死に方

私が亡くなったその日、

何だろう 思ったより泣く人っていないんだな

確か、私、友達と思ってた人に

誕生日おめでとうメール

色んな人に伝えたけど

私の誕生日 誰からもお祝いされてなかったもんな



まぁこの寂しさは誰にも分かっていただけないよな

分かってもらえる人なんているはずないんだ

だってみんな一人じゃないんだから

そんな私が温かい風を運べるはずもなく



私は一体………………どんな死に方をするんだろう

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

正しい死に方 @m-amiya

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る