第2話 登校

次の日、学校に行くために家の近くの人達で集まり、登校班を作った。翔太の近所には人が多く登校班が2つできた。翔太は姉と昨日話しかけてくれた女の子と一緒だった。何故か昨日は話せたのに話しかけれない……そのまま無言になり、学校に着く。女の子とはクラスが一緒で、咳も1つ前だったので、すぐに話しかけてくれた。


女の子「おはよう!今日も元気ないね。やっぱり朝苦手なの?」

翔太「うん……まだ眠くて」

女の子 「そっかー、これからこんな感じだと疲れるから慣れた方がいいよー!」

翔太「うん……頑張る。」


こうして話してくうちにチャイムがなり、朝の会が始まる。


先生「皆さんおはようございます!ゆっくり眠れましたか?これから色んなことが起きると思います。みんなで協力して生活していきましょう!」


翔太には何言ってるかさっぱり分からなかった。


教科書が配られ、手紙も配られた。とにかく色んなものが配られた。無くさないようにファイルにいれ、ランドセルに詰め込み、帰りの準備をする。姉は授業があるため、帰れなかった。


帰りの会が終わり、下校する。


女の子が色々話しかけてくれたが、何も覚えていない。ただ、覚えているのは、あの楽しそうな表情。まだあのころは楽しかったんだろうな…


翔太は次の日の準備をして寝た。

おやすみ翔太。

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12月に咲く1本の華 白狐 @Byacco9781

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