12月に咲く1本の華
白狐
第1話 初めまして
ベッドから体を起こすと、いつもと変わらない日常だった。あの時までは……
母「起きなさい!もう7時よ!これから入学式の準備するんだから早く起きなさい!」母の呼び掛けで起きる翔太。まだ小学校にすら入学してないその小さな男の子は、新しい生活が始まろうとしていた。叔母の運転する車に翔太と母が乗り込み、学校へ向かう。翔太の5つ上に姉が居たが、式の準備のため自分たちよりも早く学校へ向かっていた。これからの学校生活が始まろうとした。
学校につき、指定された場所に座る。幼稚園から一緒だったあの子や、全く知らない子、色んな子がいた。隣にいた女の子が話しかけてくる。
女の子「ねぇ、君って家が近くの子だよね!私…って言うの!よろしくね!」
翔 太「う、うん。よろしく……」
女の子「元気ないじゃん、大丈夫?」
翔 太「ううん、朝苦手で眠いの。だから元気ないように見えるんだ……」
女の子「そっか!大丈夫なら良かった!」
なにかとフレンドリーな女の子。自分は初めて見るのに、初対面なのになんで家が近いってわかったんだろうか……まだこの時の自分は知らなかった。先生の開式の言葉が発せられ、式典は始まった。
50分くらいして入学式は終わった。自分たちは教室に行き、担任の先生の話を聞き、その日は終わった。これからの学校生活楽しみだね。翔太。
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