目の前のお前!見たら殺す!(byレイン
三人と戦い続ける魔王アスモデウスは、少し不利だと悟り、魔物を召喚した。
「目障りな雑魚どもが!死ぬがいい!!!」
魔王の周囲に魔方陣が現れ、そこから上級悪魔アークデーモンが3体現れた。
「腐っても魔王と言うことか!上級悪魔を複数体同時召喚とは!?」
ガイアは、いきなり形勢が変わり舌打ちをした。
「慌てるな!まだ負けた訳ではない。一体づつ確実に倒していくぞ!」
フレイアは冷静に状況を分析して対応した。その時、レインがシオンの側から立ち上がり魔王に叫んだ!
「我が嫁を傷物にした貴様は許さん!我が『プライド』を【殺して】貴様を消滅させてやる!」
レインの言葉にガイアが言い返した。
「おいおい、こんな奴の為に命を粗末にするなよな?…………ライバルがいなくなると寂しいだろうが」
憎まれ口を叩くガイアに、レインは哀愁漂う表情で話した。
「ふっ………身体は死なないさ。………精神は死ぬがな………」
???
「どういうことだ?」
ガギンッ!
アークデーモンと戦いながらガイアはレインを見た。
「ガイア!余所見をするな!レインに奥の手があるなら時間を稼ぐぞ!」
イージスとフレイアはアークデーモンと戦いながらシオンを守っていた。
「クハハハッ!奥の手があるなら見せてみるがよい!そのまま打ち砕いてやるわ!」
魔王は戦いをアークデーモンに任せて高みの見物を決め込んでいた。レインは覚悟を決めて両手を前に出して唱えた。
【解放】(リリース)
「いでよ!………ぅっ、うおぉぉぉぉぉ!!!!!マジカルステッキ【ラブリーローズ】!!!!!」
ほわい?
レインの叫びにシオンは我に返った。
『何が起こっているの!?』
レインを見るとレインは光輝いていた。
(ここで、変身シーンに入りまーす)
比喩的表現で、服が爆散し光のリボンが身体を覆い、順番に衣服が変わっていった。
レインは男子生徒の服装で、ズボンを履いていたが、ピンク色のフリフリなレースのスカート姿(カードキャプターさ○らっぽい感じ)に変身した。大人版の。エロイ!
(;゜Д゜)………???
「あ、愛と正義の魔法少女マジック・レインさ、惨状だ!!!!キランッ☆」(泣)
(↑わざと間違いの漢字を使ってます)
レインは自棄(ヤケ)になって叫んだ!
まさに惨状と言っていいだろう。ってか、レインさん、なかなか胸がありますね♪いつもはサラシで隠しているようです。
なまじプロポーションがいいのでイメクラと勘違いしてしまいそうです。
(o゜∀゜)=○)´3`)∴ヘブッ
(殺す!)
恥じらいに顔を真っ赤にしながらプルプルと震えているレインに、この場の全ての者が思った!
『『なんか得体の知れない生物がいる!?』』
耐えきれずにフレイアが恐る恐る声を掛けた。
「れ、レイン?その装備(格好)はいったい………」
「………聞かないでくれ。そういう呪文を言わないと、強力な攻撃魔法が使えないんだ…………」(泣)(T-T)
【血の涙】を流しながらレインは訴えた。
「貴様ら!覚悟はいいな!!!?私がプライドをかなぐり捨てて使った、攻撃力だけは最強のマジックステッキの力をみるがいい!!!」
「お前は女だったのか?クククッ面白い!アークデーモンよ!」
魔王の命令でアークデーモンがレインに襲い掛かった!
「受けてみろ!キランッ☆、マジカルハートでキュンキュンさせてやる☆『ラブリーフラッシュ』だぞ♪キランッ☆」(泣)(T-T)
………えーと、あ~~………レインが無駄に明るい声でステッキを振り回しながらアークデーモンに狙いを定めると、マジカルステッキから☆やらハートやらが光の粒子ととも発射されると、アークデーモンに命中した。
『ウグワッーーー!!!!?』
当たったアークデーモンは一瞬で浄化されて消えていった。
!?
「ば、バカな!アークデーモンが一撃で消滅しただと!?あんなバカげた痴女のような格好で!?」
流石の魔王も驚愕したのだった。
「………ふ、ふふふっ、死ぬ準備はできたか?」
(T-T)
レインは血の涙を流しながら恥じらいに耐えていた。
「舐めるなよ!」
魔王は強力な魔法弾を放った!
「ら、ラブリーローズ!愛と正義の必殺技!バーニング・ハート!!!!萌えよ!マイ・ハート!!!!キランッ☆」(泣)(T-T)
またレインのステッキからハートなどの光の粒子が飛び出した。
「な、なにーーーーー!!!!!!」
マジカルステッキから発生した攻撃は魔王の魔法弾を呑み込み、魔王にぶつかった!!!!
目映い光の後、そこには魔王の姿はいなくなっていた。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
【後書き】
(ドヤァ)
レイン
「お前なんか豆腐の角に頭をぶつけて死んでしまえ!!!」
(o゜∀゜)=○)´3`)∴ヘブシッ
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