カンヴァスに散る
太陽に 照らされ見ゆる 美しさ
見惚れて消える 傍の暗がり
おめでとう それとさよなら 最後の詞
旅立つ君と 私のための
幾万の 小さな雫 岩穿つ
それは正義か それとも悪か
憧れた ロマンチックに 渡すシーン
現実見れば 素っ気なくチョコ
蒼天の カンヴァスに散る 白雲の
誰も知らない 温さ柔かさ
ただ君へ 一言送る メッセージ
『す』の字打っては 削除ボタンを
白無垢に 混じり合うよう 降り籠めて
ならされ溶ける 君の足跡
夕暮れ時 ふたり抱擁 交わす春
そのうなじから 上る花の香
サンルーム 粒がぶつかり 鳴るガラス
晴れの時より 今のが好きよ
皆に降る 白い光が 眩しくて
目に慣れるのは 暗く青い色
並木道 君は綺麗と 花に言う
たしかに綺麗だ 君の横顔
傾いた 日に反射する 琥珀色
ほろ苦い気持ち 代弁してよ
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