詩 言語データ発信中

仲仁へび(旧:離久)

第1話



 言葉を積み重ねて塔をつくる


 だって 僕の大切な人 宇宙のてっぺんにいるから


 言葉をどんどん積み重ねていく


 きっとたどり着けると信じて


 町が一望できるまでになったよ


 国が一望できるまでになったよ


 大陸が一望できるまでになったよ


 惑星が一望できるまでになったよ


 宇宙も一望できるまでになったよ


 お空の果てで待っている


 果てしない距離で待っている


「君は言葉を知らない種族だった」


「この星で会って、一瞬の邂逅で別れた。何も言わずに」


「けれど、今度は君と言葉をかわしたかったから」


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詩 言語データ発信中 仲仁へび(旧:離久) @howaito3032

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