瓦礫

震災に遭って瓦礫の中を恋人を探すという夢。その恋人というのは、友人の恋人。私がその人を奪った。その恋人と居れて幸せだった。結婚した後だいぶ経った今でも愛している。愛し合っている。最高の夫婦だと思う。しかしその幸福は他者の不幸によって手に入れたものだった。夫の元カノである元友人はとても美しい人だった。気まずい場所(私の夫の店または私の元カレである元友人の現在の夫の店)で彼女と出会した時も美しかった。しかしその美しさは不幸と憎悪による冷たい美しさだった。私は背筋が凍る思いだった。非常に申し訳なかった。私は彼女を不幸にしたこともすっかり忘れて、夫との幸福を満喫していた。なんて、、なんて酷い奴なんだ私は

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