洞窟の中で、拍手の響きに耳を澄ませる女性・京香。彼女と共に、洞窟探索をしていた慎也は、その行為の理由を尋ねる。整備されていない洞窟を探索するケイビングと、音の響きを楽しむ変わった趣味の二人が交錯する現代ドラマ。ちょっと変わった趣味との向き合い方を描いています。自分の感性を大切にして、それをどう表現して話すのか。一人でじっくり味わうのも、誰かとそれを共有するのも、どちらの喜びも感じ取れました。