04-08-04 梁八 武帝蕭衍 中
「虜にもまた天象が対応しておるのか」
ただし、侯景の使者が梁に到着した際、梁の群臣はみな侯景の受け入れに反対していた。武帝もまた言っている。
「我が国家は金のかめが如きもの、ここには今傷ひとつたりとてないが、あるいは侯景をここに入れることでことが生じてしまうのやもしれぬ」
こうした中、ただひとり
そうこうしているうちに侯景は東魏に攻め立てられ敗走、押しかけるように
武帝は即位以来戦争らしい戦争にも見舞われず、いつしか仏教に大いに帰依し、しばしば仏寺に身を投げるなどしていた。こうした風潮に臣下らも染まっており、このため建康の
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