04-03-10 晋四 殷浩・姚襄
姚襄に詔勅が下り
このとき
元々東晋は中原の乱れに乗じて中原を奪還する気でおり、殷浩にその任務を与えたのだが、連年の北伐で功績を挙げることができずにいた。この後に及んで、今度は姚襄との「同士討ち」である。しかも姚襄は兵を伏して殷浩を迎え打ち、殷浩の軍が
殷浩は大敗、逃げ落ちた。のちに庶人に落とされ、蟄居。殷浩は怒り悲しみこそしたが、そうした思いを顔つきや言葉には出さず、ただ空間に向けて「
やがて桓温より救済人事の申し出を受け、喜んだが、文面を何度も確認している内手紙を入れずに便りの箱を送ってしまい、桓温の怒りを買い絶縁された。
やがて、ひっそりと死んだ。
姚襄はいちど
桓温は
このため姚襄は西方に脱出、関中を落とさんと目論んだが、
姚襄の弟「
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