03-04-05 漢九 党錮名士 2
「まるで神仙のようではないか」
その様子を見た郭泰はただならぬ人物であると気付き、茆容に学問を修めるよう進めた。
「
「もう割れてしまったものを省みたところで、別に米が増えるわけでもありません」
郭泰は孟敏にもやはり学問を修めるよう勧めた。
このように郭泰によって学問の道に進んだものは非常に多かった。
かつて郭泰は有道という科目の教師に推挙されたが、固辞した。
「夜に天文を見、昼に世間を眺めていると思うのだ。天が見捨てたものを、どうして人が支えきれるだろうか、と」
「
その部下には親不孝者の「
この話を「
「陳元を罰せず改心させたと聞くが、不孝者にはハヤブサが獲物に襲いかかるがごとき、厳しき罰があるべきではなかったか?」
仇覧は答える。
「ハヤブサをいくら恐れようと、鳳凰の慈光に照らされれば鳳凰を慕いましょう」
王奐が答える。
「なるほど、イバラまみれの場を鳳凰は好まぬ。それにしても、このようなせせこましい地では、そなたの大才も埋もれてしまおうよ」
こうして王奐は仇覧を太学に編入させた。国中の才人が集まる場においても仇覧は常に自らを保っていた。そんな仇覧に出会った郭泰は自ら拝礼し、言う。
「あなたこそ私の師だ」
仇覧はその後招聘に答えず、ふるさとで死んだ。
東晋末~劉宋で大いに名を馳せた大文人、謝霊運は、被る笠をやや傾けていた。
後漢桓帝期の名士
人気者のファッションはみんな大好きですね。
三國志、
後漢
ふたりの明統治官には狭すぎるステージなんだ。
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