03-04-03 漢九 桓帝劉志 3
「
ある宦官が父の葬儀のために故郷に戻ったのだが、父を送るにあたって皇帝を葬るのと同じような服装をさせた。その話を聞いた朱穆は現地に赴き、死体からその服をはいだ。
「宦官どもが国の中枢を握り、その手に王の爵位を握り、口からは天の憲法を司るかのごとき発言をなしております。朱穆はひとり宦官の乱脈に抗い、心から国の将来を憂い、陛下のために深く配慮しております。ならば臣らより御願い奉ります、どうしても処罰が必要ならば、どうか我らを朱穆の代わりに処罰くださいますよう」
桓帝はこれを聞いて朱穆を許した。劉陶は更に上奏し朱穆や
桓帝はついに宦官の「
この誅殺劇に功のあった単超ら五人はみな侯爵に封じられ、人々はこれで政が改善されると期待した。「
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