02-06-05 漢四 宣帝劉詢 2
「
前 66 年、
霍光のもとで増長していた霍氏一門を見て、「
霍氏平定の恩賞に、徐福はあずかれないままでいた。そこであるものが上奏する。
「ある家に招かれた客が、主人に対してかまどの火勢が危ういことを忠告したところ、無視されました。結果、その家は火事になりました。村人の協力により、幸いにも火事はすぐに収まりました。そこで主人は消し止めてくれたものに礼を振る舞いましたが、そもそもはじめに忠告をしたひとのことは無視しております」
それを聞いて宣帝は徐福にもまた絹糸の褒美を与え、郞に任じた。
宣帝は即位したての頃、霍光とともに高帝の霊廟を参拝した。そのときの様子はいかにも居づらそうであったが、のちにともに参拝するものが「
後漢で司隷校尉にまで至った応奉は博覧強記のひとであった。何か書物を読むときには五行同時に読み下し、しかもそれで遺漏がなかったという。
前漢の張安世もやはり博覧強記のひとであった。武帝の時代に、三箱分の書物が遺失する事件が発生。その内容を把握できている者などいないだろうと思っていたところ、何と張安世が三箱分の書物をすべて暗記していたため、再現が叶った、と言うのだ。
化け物じみた読み手二人。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます