02-06 昭帝・宣帝
02-06-01 漢四 昭帝劉弗陵 上
「
武帝が死亡する直前、趙氏に死が与えられた。「昔から国が乱れるのは幼主の母が権勢を持ち、政を壟断するためである」がその理由である。翌、前 86 年に武帝は死亡、昭帝が即位した。兄の
前 81 年、
「人生は朝露のごとくはかないものだ。だのにどうしてそのように自ら苦しみの中に身を置くのだ」
李陵は「
後日漢の使者が匈奴の元にやって来たとき蘇武の返還を要求したが、匈奴が既に蘇武は死んだと偽った。それに対し使者は言う。
「先ごろ天子が一羽の雁を射止めたところ、その雁の足には布地で便りがくくりつけられていた。その書には蘇武が北海のそばにいる、と書かれていたぞ」
それで匈奴も隠し通しきれず、ついに蘇武を解放した。匈奴に拘留されること十九年、頑健であった彼は髪の毛がことごとく白くなっていた。
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