02-03-15 漢一 韓信 4
一方では、酈食其を斉王「
「韓王は将軍に斉を討てと言っておきながら、別に使者を発して斉を降伏させてしまいました。しかし、いつ我々に征伐中止の名が届きましたでしょうか? あの儒者が舌先三寸で斉を下したとなれば、将軍の数年間の功が、あの儒者に及ばぬと言うことになるのではありますまいか!」
年が明けたところで、韓信は斉を強襲。
楚将の
韓信はこの勝報を劉邦に伝え、かつ、仮の王として斉を鎮撫したい、と伝えてくる。劉邦は韓信のこの申し出に怒り、罵りの声を上げたが、
「大丈夫たるもの、諸侯を従えたならばまことの王でしかあるまい! どうして仮などと言うのだ!」
そう言うと、斉王位の印璽を韓信の元へもたらさせた。
「
項羽軍に味方する勢力はいよいよ少なくなり、
項羽が死ぬと韓信から軍を奪い取り、改めて韓信を
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