いやはや、とんでもない奇作に出会ってしまって、朝から非常に気分がいい。軽快なアメリカンジョークのような内容に、歯切れのよく、読みやすい文体が最高にマッチしています。童話や昔話に独自の解釈を入れて再定義するという作品は数あれど、この作品は、その変化球といった感じです。素晴らしい感性と発想力だと思いました。