第516話 まずは明日へ繋げて行こう

私は今回かなりの時間はかかったが、立ち上がった。


かなりヤバい状況だったが、私はヤバい時、


必ず勇気をくれる人が現れる。


特に今回は長く闇にいた。いつ見放されてもいいくらい長かった。


でも、その人は見放さず、私を救ってくれた。


こんな私に毎日、声をかけてくれた。


返事さえもせず、見る事も無い、どうでもいい存在の私に……。


その心強さに私は、私にできることをした。


立ち止まって、後戻りの道を消した。


前に進むしかない。


ひとまずは感謝の思いは伝えた。


言葉は非常に大切な贈り物だとは知っている。しかし、言葉よりも心から言いたい。


この場を借りて一言「ありがとうございました」と述べさせて頂きます。


まだ危険要素はあるが、ここまでくればゆっくりいけば問題はない。


翼は無いが、イカロスにならない程度までなら飛んでもいいだろう。


私は救われた。


私はこれを連鎖させていくつもりだ。


助けを求める人は決して少なくない。不幸な人も同様に多い。


助けられる事によって、幸せを感じるわけではない。


幸せを感じるには、何かしらの行動を起こさないといけない。


一方、助けをもとめている人は動けずにいる。


重石をとって助けてもらうように、助かるだけでは無く、


明日に繋げる、自分が幸せを嚙みしめる事が出来る状況に

なったのであれば、少しだけ休憩して歩き出す事が大切だ。




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