第428話 トーマス・エジソン
“人生に失敗した人の多くは、
諦めたときに自分がどれほど成功に近づいていたか気づかなかった人たちだ”
私的にはエジソンのこの言葉は、エジソンとしては珍しく納得のいく言葉だ。
人生には色々な道がある。そしてその数は膨大に存在する。
自分が今どこに立っているのか、明確には分からない。
後数歩で成功するかもしれない起点に立っているかもしれない。
大きな成功の前に、難題が立ち塞がる。だが、そこまでもし来ているのだとしたら?
その可能性は充分にあるし、それは目に見えないだけで、あとは前に進むだけだ。
私は多くの彼等の言葉を頭の中で嵐のように駆け巡るが、決して乱れてはいない。
彼等の叫びで嵐になっているだけだ。
このエジソンのように、頑張る事の大切さを全員が言っている。
哲学という分野に於いてだけかもしれないが、頑張る事は必要だ。
頑張らずして成功したのなら、それは簡単な事か、
既に己のものにしているかのどちらかだろう。
問題は自分よりも遥かに強い敵や壁だ。当然一撃で極めれる相手では無い。
何日、何カ月、何年と世界中で今も、自己理論を証明する為に闘っている人はいる。
どこまでいけば満足するのかは、皆それぞれ違う。
しかし、頑張らずして手に入れて満足してしまうようでは、
それは人生とは言えないだろう。
何故なら誰も必要とせず、生き様としては最も安易であり、死ぬ前に思う事も想像の域を出ないからである。
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