第404話 パブロ・ピカソ

“人生で最もすばらしい癒し、それが愛なのだ”




まず第一に、これは哲学を理解する上で最も大切な事がある。


それが「愛」だ。


愛という言葉を多くの人は勘違いしている。


愛とは人だけが対象では無い。ただのグラスでも子供が作ってくれれば


何の変哲もないグラスであっても「愛」が生まれる。


人間は人や物を介して、この地球全てに「愛」がある。愛があるからこそ、成り立っている。長年愛用したペンや、時計、車、茶器など様々に愛は生まれる。


私は当然、経験はしてないが、銃弾で撃たれて後1ミリずれていたら死んでいたとか言う話が映画やドラマであるが、それをネックレスにしたりする場面も多い。


命を奪おうとした銃弾にさえ「愛」は生まれる。


これはあくまでも基礎知識であり、愛の哲学にだけ触れている。


しかし、ここが最初の場合が多い為、先に話した。


狂気にかられた愛などもあるようだが、それは人類全ての人から見れば少数である。


私は間違った人を愛した女性を見たことがあるが、何と言うべきか難しいが


ただひたすら走り続けているように見えた。確実に騙されてるのに対して疑念を持たなかった。「愛」とは不変的では無い。相手や物、対象物に自分自身に対して、何かをきっかけに変化する。


人間の多くは言葉の意味を知らずに使っている。曖昧な日本人のように。


単純なテーマである「愛」だが、愛とは何か? と聞かれ、即答できる人はあまりいないはずだ。それは愛を知らないのでは無くて、愛が大きすぎて見えないからだ。


ピカソも愛に生きた。だからこそ言葉として残した。

人間は誰しも愛に生きる生き物ではあるが、例外もある。


愛はお金とどちらが大切かを競うほどのものだ。お金は見えるが故有利なはずなのに対して、愛は見えないのに、この2つは非常に競い合うほどの関係性だ。


それが言えるのは体験した者のみだ。私は体験をしたからこそ断言して言える。


探し物を見つけても、それが必ず求めている物では無い場合もある。


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