第403話 シュレディンガーの猫

 理論物理学者のエルウィン・シュレディンガーが提唱した量子力学に関する思考の実験で、多くの学者以外の一般の人でも知ってる人は多いはずだ。


これは思考の実験であって現実でしても意味を成さない。仮に実際に実験したとしても1万回ほどしないと結論には至らないものだ。


猫と毒薬を同じ空間に入れて見えない状態にする。見えない限りその答えは分からないもので、猫の生死の確率は50%だというものだ。


この思考実験は「シュレディンガーの猫」は初めて聞けば、論理に弱い人はなるほどと関心を示すだろうが、実際、これは答えを見れば分かるだけの事であって、


多くの学者はまだまだ論理的に意味付けするには早過ぎると考えた。


逆にこの問題は、学者の間では、法則の論理としては使われる事はあった。


猫や毒に対して、変数、つまりは(問題点)などを考慮し、答えを導き出す前の仮定を出すことに使われた。


思考の運動にも使われることはあった。


個人的には物理学や量子力学などを論文として出すなら使いやすいが、


日常でこれを使う事は殆ど無いと言い切れる。


あくまでも知識の一端として、書く事にした理由は、この事を大袈裟に


考えている人が思った以上にいた為、記載しただけである。


難しそうに見えて、実に単純な事であり、あくまでも過程で使われる事はあっても


実際、役に立つ程の事では無い。


知らない人に言えば、感心される程度のものである。

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