第339話 ウクライナを知る前に知るベき事は多い

 日本人の多くが現実を知らない。私が知っているのは、あくまでも水面下の交渉等


で戦争は知らない。知らない事は恥では無い。ブラックホーク・ダウンも実話を映画


化されたものだが、最後に主人公が言っていた。若い新米の兵士(ロードオブザリングの順主役のエルフ役)は序盤で、出るちょい役で、他にもゲームオブスローンズのあの妹を愛した男優や、色々な映画で活躍していたプリズンブレイクのFBIの切れ者役や、多くの名優が出ている。


彼らは死ぬと分かっていても、仲間を助けるために助けにいって死ぬ。


我々はまず戦争というものを知るべきである。安易にどんなものか等ではない。


主人公も自国に帰った時、友人に何故戦争にいくんだ? と聞かれたと話していた。


返す言葉が無かった。それが現実であり、苦しいものだと私は分かる。


私は七年ほど前、PTSDにかかった。自分で全て調べて、それが自分だと分かったが


何も特に感じなかった。私は特殊なタイプのPTSDでメンタルが強かった事もあり


自分で全て調べた。それだけ日本において心療内科は意味が無い事も知っていた。


医者や政治関連の話は表も裏も、多く耳に入ってきていた。


今後、心療内科の患者は増えるであろうが、心療内科の医学が発展するのは、ほとん


ど無いと私は判断している。私の人生で、東京に再び出て来るまでは、自分を隠して


いた。そのほうが相手を楽に躱せるからだ。医者は特に世間知らずが多い。


しかし、政治経済の事は詳しいというべきか迷うところだ。


いわゆる会食会にも叔父は行ってはいるが、内容の無いものだ。東大出の叔父は医学


会では有名人である。東大出ゆえに、コネクションも強いが、頼る気はさらさらな


い。私は私の道を進むと決めたからだ。PTSDも自分でどうすれば治せるのかを自分


自身で色々試して、自分を三人称視点から見たり、時には4人称視点からも見た。


そうすることによって、色々見えてくるからだ。自分の行動やこう書くことや、


100%ではなく80%の力で数年で治した。


それを可能にしたのは、奇しくも私の戦いがあったからだと言わざるを得ない。


あの戦いに比べれば、他の事など楽に感じる。それが例え死であってもそうだ。


私はストレスから急性心不全になった。死が近くにいるような感覚になって呼吸が


出来なくなり、私は一番楽な姿勢になると少しづつ落ち着いた。


私はあの戦いで多くの事に変化が現れた。西洋医学では治せない。私にしか治せない


ものだ。私と私の心の中での協力関係によって克服した。


通常、急性心不全になったら立ったほういいらしい。だが私の場合は座っていたが


最初はコンタクトにゴミが入ったような感じで目がチカチカした。


その感覚が徐々に短くなっていき、最初のチカチカから30分ほどしたら死が見え


た。このままの体勢でいたら死ぬなと思った時には、手遅れで動けなくなった。


私はなんとかベッドまで這って行き、心を静めた。しかし、そう長くはないが


数年はPTSDであったため、正直言って、こんなもんかと思う程度であった。


外出中になったら手遅れだろう。私は子供の頃から医者に囲まれて育った。


だから本音を色々聞いてきた。昔、父親が言っていた。心不全とか脳は


なんかおかしいと思ってから病院にいっても助からない。


だから外出先などでなったら、ほぼアウトだと私も体験して理解した。


このように日本人ほど戦争を忘れてしまっている国民性は世界でも希である。


まずは言葉から知り、現実を知ることが大事だ。


特に30歳以下辺りだと、無知に等しいだろう。我々は多く学ばなければならない。

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