第338話 海外ドラマ・メンタリストより
私は好きなエピソードは一年に一度は見る。
この前メンタリストを見ていた。シーズン3の18話レッド・マイル。
このエピソードで主人公であるジェーンは、普段は見せない顏を見せる。
その顏は真実で彼の役柄的には、あまり見せない。
普段は適当に誤魔化して本音や気持ちを誰かに言うこともせず、黙々と家族を殺した犯人を追い詰めている。
現場で顔なじみの監察医シュタイナーがいて、いつも通りからかう。
ジェーンは非常に賢い、痛い挑発をされれば裏の顏が出て来るが、普段は誤魔化す。
私も以前聞かれた。たまたまだったが、ある看護師が警備員に対する態度がイマイチで院内でも、強い立場にいたので、すぐに婦長だと分かった。
病院は婦長で回る。ジェーンも他のエピソードで言っていたが裏のボスは婦長なのは
日本も同じである。
「あの人が婦長ですよね?」と尋ねたら、分かりませんと答えた。
それから幾月か流れ、私は基本的に以前よく飲みに行っても自分から率先して話す事
は無かった。話せば色々な事を知っている上に、気前良し、盛り下がる事はないので
場を持っていきたくないため極力おとなしく飲んでいた。
そして、メンタリストをこの前見た時の事を今日思い出した。
自分で自分に負けず頑張るのは当たり前で、自分との戦いの日々である。
ジェーンは最後の死の看取り人は、警官がいないと駄目なのだとシュナイダーに言われる。ジェーンが僕は警官じゃないというと、「十分に近い存在だ」と言われる。
ジェーンの難しい顏を察して、シュナイダーは大変申し訳ない頼み事をしたと謝る。
そして帰ろうとしてドアを開ける前に、紅茶はあります? とシュナイダーに聞き
クッキーは棚にあるよとシュナイダーは答えた。
そこで私は初めて気づいた。何事も成功させるためには命懸けでやらないと不可能だと。
私は既に一度、命を懸けて戦った。そこには善も悪も無く、悪意に満ちた場所で善人は私ひとり、あとは全て悪人だった。それでも戦った。戦い続けた。
そこで結びついた。あれほど私が人生に本気になった事は一度も無い。
しかし、あそこまでやる事が、諦めない精神なのだと理解した。
今度は別に敵がいるわけではない。だから問題ないだろう。
しかし、あれほど頑張れる人間は自分で言いながらも少ない。
色々知るのはやはり大事な事だ。どことどこが組み合わせれるか色々変える事により
答えを導き出せることもあるからだ。
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