第326話 ウクライナ問題
まず問いたい。日本人が何故戦争の事を口に出来るのか?
我々は平和しか知らない。それはいくら戦争映画を見ても、現実は違うからだ。
映画ブラック・ホークダウンを昨日少し見た。最後まで戦って多くの仲間を失い
安全な拠点まで援護され、主人公は息をつく。彼は小隊のリーダーで10名ほどの部下
がいた。しかし、予定通りには何も行かない。これは戦争でなくとも普通の事だ。
だが、彼らの場合は生死が関わる。
我々は何も知らなすぎる。そして知らないすぎる上に、体験や実戦は勿論した事がな
い。主人公の彼とは違う精鋭部隊員の一人を、彼は基地にやっと戻ってきたのに
再び、戦場へ向かう為の準備をすぐに始める。そこで彼が何を感じたのかは分かる
が、我々が口に出していいものでは無い。戦争とは何か? それ以前にどのようなも
のなのかさえ、私の理解を越えている事だけしか、私は自信がない。
私がいくら戦争の事を学んでも、それはどこまで進んでも1%程度であろう。
当然、冷戦下もあるだろうし、我々が知らない現実は存在する。
昔ネットゲームをしている時に、私が今も冷戦下だと言ったら、反論してきた
おそらくは若い男が、昔の話でしょと言って来た。
現実をまず知らなすぎる。私の一族は政界とも繋がりはある。昔ほどではないが
今の若い人たちは無知と言えるだろう。
これは悪い意味では無く、その親の時点で勘違いしている親が多いからだ。
何をしようが、何十時間考えようが、それは所詮知識に過ぎない。
百聞は一見に如かず。この言葉通りであると私も共感する。
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