人生から得た哲学

第265話 マザー・テレサ

　“神様は私たちに成功してほしいなんて思っていません。

　　　ただ、挑戦することを望んでいるだけよ”

神でなくてもいい。だが、周りのあなたを大切に想う人たちは

そう望んでいると思う。挑戦しなければ始まらない。

誰かも言っていた“どんな画家でも最初は素人だ”

同じ理論である。

挑戦する第一をなかなか踏み出せない人は多いと思う。

人はそれほど強い生き物ではないからだ。

では立ち上がらないのか？　挑戦してみないのか？

生まれてきたからには挑戦できる機会があるならば挑戦してみるべきだ。

結果は関係ない。不向きならやめればいい。問題は一歩が出せるかなのだ。

ひとつの事に挑戦できれば、他の事にも挑戦できる。

私の知り合いの多くは、挑戦する前から難しいと判断している人が大半を占める。

しかし、挑戦してみれば以外と簡単？　だと私はよく思う。

挑戦することは何についても良い事がついてまわる。

人助けもそうであり、この地球という星は回ってはいるが、意味合いは違うが

実際回し動かしているのは人間だ。

天災には勝てないが、人間が動かしている。

私は息も出来ないほど苦しい体験をした。あれから自分が明らかに変わったのを

今は感じる。私は今、それは悲運な運命であったと受け入れている。

受け入れるのは容易では無かった。問題は私に起きた悲劇は誰とも共有出来なかった

点もある。それは今でも変わる事は無い。保健士さんに話したが二年経っても私に起

きた事は複雑極まりないものであり、どうにもならない。私は誰かに相談して答えを

出したわけではない。自分自身と向き合い闘い答えを自分で出した。

人生で一番脳内を活発化して、あらゆる問題という脳内にある、扉を開けて行ったが

その大迷宮に答えは無かった。視点を変えて答えまで何とか導き出した。

自分で唯一頑張ったと、認める事が出来るのはそれだけだ。

そして、今は再び色々な事に挑戦している。実体験から言える。

挑戦することによって答えは出せないが、挑戦することによって気持ちを分散でき

る、もしくは忘れさせてくれる。だから挑戦する事を私はすすめる。