第263話 ゴットフリート・ライプニッツ

“愛するとは、自分の幸せを相手の幸せに重ねることである”




愛するとは、ここまでのたった五文字の言葉からあらゆる言葉が広がる。


そこまで多くの事を秘めたる言葉は、実際それほど多くない。


そして、自分の幸せを相手の幸せに重ねることである。


実に綺麗でこの言葉から多くの愛が生まれたと思わせる言葉である。


愛は素晴らしい。それは誰もが知っている。


誰もが知っているからと言って、言葉に出来るわけではない。


知っていても実行しない殆どである。愛は簡潔であり複雑でもあるものであり、


違う人生を歩んできた二人が、出合い、お互いに何とも言えない感情を受け、


そして少しづつ歩み寄り、恋になる。そして、それをお互いに育みあっていき


愛になる。言葉で漢字ではあるこの 愛 というものはそういうものである。


愛のある世界で今暮らしている人は幸せだ。愛とは誰しもに訪れるものである。


些細な事で分かれる事もあれば、強く想い合い、見るからに幸せそうな人を見て


私は思わず笑みを浮かべてしまう。今はマスクがあるので非常に幸せをわけてもらっ


ている気持ちになる。そんな気持ちを今日の朝である今、伝えたいと思った。


それが世界に無数にあると思うだけで、私は幸せになれる。

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