第121話 マーサ・ワシントン


   ”私たちの幸福のほとんどは

 その生まれ持った境遇にあるのではなく

私たち自身の心のありようで決まるのである”



これはアメリカ初代大統領のジョージ・ワシントンの妻の言葉である。


この言葉のポイントは”幸福”かどうかが焦点となる。

安易な考え方しかできない人には理解し難いとは思う。


何故ならお金があったほうがいいに決まっていると

その世界の在り方も知らずに口にする人が多いからである。


そこを踏まえるとこの言葉は、その通りだと言わざるを得ない。

例えお金がそれほどなくても、愛すべき者がいる人は

それだけで幸福であるだろうし、自分の理想の仕事をしている

人も幸福だと言える。


生きがいや、やりがいを感じることも幸福の1つと言えるだろう。

自分自身で目標を苦労して達成したりすることでも

それは幸福と呼べるだろう。


この言葉を言ったジョージ・ワシントンの妻だから

時代背景を考えると、反論できない。それほどまでに

過酷な世界を生きた人でもそう思えるのは素晴らしいことであり


言葉の重みが違ってくる。

そう考えると反論の余地は私には見当たらない。

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