第107話 ジュリアス・シーザー
”概して、人は見えるものより
見えないことに思い悩むものである”
見えるものには虚偽やよく見せようという偽の優しさが
その中にも含まれる。簡単に言えば、優しくして相手に
好意があると思わせるように
わかりやすく伝えることができる。
会社で期待されるのも分かりやすい。
しかし、目に見えないものは自分自身の知識や
想像力を使っていわゆる妄想の世界に入ってしまう。
大抵は失敗してしまうことのほうが多い。
リンカーンにこのケースに似た言葉がある。
”自分の人格は木のようなものであり、
他人による噂はその影である。
影は想像上のものであって、木こそが真実なのである”
この言葉は非常に分かりやすく目に見えないものを
批評の対象とされても所詮それは真実とは違い、
ただの想像上のものでしかないと言っている。
見えないから多くの人は悩むのであろうが
仮にそういう状況に立たされた場合は
自分自身を見直すいい経験になると言える。
ただ世の中は、想像と空想の世界の中にある。
真実をしっかりと見れる人は数少ない。
だからこそ哲学に終わりがないことを示している。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます