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2021年11月3日 06:40
ああ、この考えが本論の主体ですね。いいですね。今後にも期待します。私個人としては、子守歌の多元解釈にも触れてほしいと思います。
作者からの返信
お読み下さりありがとうございます!『ホルス……』の作品的特徴のひとつとして、善と悪、明と暗、寒と暖、といった二極対比が縦横に組み合わされていることが言えると思います。ただ、単なる二極対比でなく、「善と悪、明と暗、寒と暖」と思っていたら、その価値判断が逆転していた……ような、絶妙なトリックも解釈できるところが、最大の魅力かと。作品中のバトルの部分は、二つの正義の衝突にあると思いますが、さらに奥底には、“ヒルダの過去”がカギとなって、作品全編でホルスが信じて守り、勝利させた“人間たち”ですら、グルンワルド以上の悪ではないかと解釈できる材料が残される点が、この作品の物凄さでしょう。どなたか専門家がヒルダのプロファイリングをしたら、作品がはるかに奥深くなるでしょうね。“子守歌の多元解釈”はどういった内容なのか、機会あれば詳細をご教示下されば幸いです!私が感動しましたのは、「ヒルダの子守唄」と「子供の唄」の、見事なまでの二極対比です。この二つの歌で、世界を表現しているみたいで。作品全体の結論に関わる内容が、そこにあるようにも思えます。まだ本稿の先は長いですが、おつきあい下さればありがたいです……
ああ、この考えが本論の主体ですね。
いいですね。
今後にも期待します。
私個人としては、子守歌の多元解釈にも触れてほしいと思います。
作者からの返信
お読み下さりありがとうございます!
『ホルス……』の作品的特徴のひとつとして、善と悪、明と暗、寒と暖、
といった二極対比が縦横に組み合わされていることが言えると思います。
ただ、単なる二極対比でなく、「善と悪、明と暗、寒と暖」と思っていたら、その価値判断が逆転していた……ような、絶妙なトリックも解釈できるところが、最大の魅力かと。
作品中のバトルの部分は、二つの正義の衝突にあると思いますが、
さらに奥底には、“ヒルダの過去”がカギとなって、
作品全編でホルスが信じて守り、勝利させた“人間たち”ですら、
グルンワルド以上の悪ではないかと解釈できる材料が残される点が、
この作品の物凄さでしょう。
どなたか専門家がヒルダのプロファイリングをしたら、
作品がはるかに奥深くなるでしょうね。
“子守歌の多元解釈”はどういった内容なのか、
機会あれば詳細をご教示下されば幸いです!
私が感動しましたのは、
「ヒルダの子守唄」と「子供の唄」の、見事なまでの二極対比です。
この二つの歌で、世界を表現しているみたいで。
作品全体の結論に関わる内容が、そこにあるようにも思えます。
まだ本稿の先は長いですが、おつきあい下さればありがたいです……