3 自動防御魔法
転移したら神の使いでした。
そんなタイトルでラノベがひとつ書けそうな状況である。
「仕える……っていうのは」
「ウライ神聖帝国の巫女は神に仕え、祈りを捧げてこの国の安寧を守ることが使命です。つまり今は神の使いたるサクライ様に仕えるのが私の果たすべきこと」
「……でも俺は何も知らないんですよ? 神に会ったこともなければ自分の意思で魔法を発動することもできない。そもそも本当に神の使いなのかも定かじゃないですし……」
アイラ皇女の話で、俺は今自分の魔力では無くこの世界の魔力を吸い上げて魔法を使っているらしい。そしてそれを司っているのが俺が下げているこのアコースティックギター。
弾き語りをすることによってこの固有結界という魔法を発動してしまったらしい。上を見上げるとあるはずの岩の天井は無く、俺の心の中を写し出しているとは思えないほど雄大な星空が広がっていた。
「その楽器には聖具としての力が宿っています。そして聖具を創り出せるのは神のみ。例えサクライ様自身が神の使いでなかったとしても、貴方をこの世界に召喚したのが神であることには間違いないのですよ」
アイラ皇女が下げていた頭を上げてこちらを見つめる。
そんな風に言われてしまうと本当にそんな気がしてくるから不思議だ。
あの時死ぬはずだった俺を神様が拾い上げてこの世界に連れて来た。理由は分からないがこんなお膳立てまでされている以上、何も目的が無く偶然ということは無いだろう。
これも何かの縁、ということか。
「……俺がこれから何をすればいいのか、俺に何ができるのかは何も分かりません。それでもこの世界のために、こんな俺でも何かできることがあるのならば。元の世界に帰るまでの間、有効活用してやってください」
手を差し出すと、ほっとしたような顔をして皇女が立ち上がる。
「本当にありがとうございます。この世界の勝手な事情を押し付けてしまいサクライ様には申し訳ない限りですが、どうかよろしくお願いします」
「いえいえ、こちらに呼ばれなければ多分ぐちゃぐちゃになってた命なので……」
ある意味ではこの世界の神様に命を救われたようなものなのだ。その恩に報いるくらいのことはしてもいいだろう。
「私のことはアイラとお呼びください。私は貴方に仕える身。敬語で話される必要もありません」
「いやいや! 流石に皇女様を呼び捨てする訳には……神の使いかもしれないとはいえ、僕めちゃくちゃ一般人ですし。……アイラさんでどうでしょう?」
「はい、それで大丈夫です。サクライ様は謙虚であられるのですね」
アイラ皇女が感心したように俺を見る。
小心者と思われなくて良かった。
「……それで、この固有結界っていうのはどうやったら解けるんです?」
無意識に展開してしまったこの世における最高レベルであるらしい魔法、固有結界。
俺はこれを解除する方法すら知らない。
「ただひとこと、心の中で解と念じれば解けるはずです」
「なるほど……それじゃあ、解!」
心の中だけでなく口にも出ているがまあそれは大丈夫だろう。
「…………」
「…………」
しかし星空は相も変わらず美しいその姿を俺達の頭上で輝かせていた。
「解けませんね……」
「そうですね……?」
アイラもキョトンとしている。
ん? もしかしたら……。
ギターを握り直し、俺がいちばん好きなコード、Cadd9を抑える。そして、
「解」
発声と同時にじゃらんと鳴らしてみる。すると頭上に広がる星空が溶けていき、景色は元の洞窟へと戻っていた。
「うわぁ……」
解除めんっっっっっっどくさ!!!!!!!!!!!!!! え? というか待って。俺これから魔法を使う時も解除する時も必ずギター弾かなきゃいけないの??????
予想外のことに頭を抱える。
「ごめんアイラさん……俺めちゃくちゃ扱いづらいかもしれないです……」
「い、いえ! 聖具を使って魔法を使う方はその聖具によっては本来の使い方を求められることもあります。ですのでサクライ様だけが特別めんどくさい訳ではありませんよ?」
めんどくさいんだ俺……。この皇女、意外と思ったこと口に出ちゃうタイプなのかな?
「でも、私はサクライ様の歌とその楽器の奏でる音が大好きなのでいちばん近いところでそれを聴き続けることができるのは良かったです」
にこりと笑うアイラ皇女。
「あぁ……女神か……?」
この子、あっちの世界にいたらバンドマンとかを全肯定してあっという間にヒモ男ダメ男にしてしまいそうである。
「気を引き締めていかないとな……」
幻滅されたくはない。
自分にできることを探してアイラさんの役に立とう。
「さて、それでは今日は寝ることにしましょうか。水場はあちらに湧き水がありますのでそちらを好きに使ってください。私はサクライ様の寝所を整えて参ります」
「いや、それくらい自分で……」
何故か楽しそうな様子のアイラさんにいいからいからと押し切られてしまい、仕方なく湧き水が流れてきている窪みに近づき顔を洗う。冷たい水が顔を引き締めてくれた。
「そういや、この洞窟全く寒くないな……?」
暖かい訳でもないのだが、過ごしやすい適温に保たれている。山の頂上というからにはそこそこの標高であるだろうに。
実際外はめちゃくちゃ寒かった。
「……魔法ってすげー」
これで済ませるのがいちばん丸い気がした。色々深く考えると細部に綻びが見えてきそうである。
顔と頭を軽く洗い終え、持っていたハンカチで水気を拭う。こんなことなら日用品持ち歩いてれば良かったなあ……。
「サクライ様、寝所の用意ができました」
「あ、すみません、ありがとうございます」
呼ばれていくと暖かそうなベッドがひとつ用意されていた。
「私が使っていたもので申し訳ありませんが、あいにくここにはこれしか無いものでして……」
「え? じゃあアイラさんはどこで」
「私はそちらの藁を重ねて寝ますので」
「いやいや! 女の子をそんなところに寝かせられるわけないでしょう!」
アイラはパッと見だと16〜18歳ほど。歳下の女の子を床で寝かせて自分がベッドでなど寝られるはずが無かった。
「しかし……サクライ様を床で寝かせる訳には」
困ったように眉を寄せるアイラ皇女。
困り顔めっちゃ可愛いなおい。
「全然気にしないでください。家ではずっと布団で寝てたから藁の上でもそんな変わらないと思いますし」
「ですが……」
アイラさんは一瞬考え込み、そして思いついたように顔をあげた。
「……では、一緒の寝所で寝ましょうか」
「…………」
柔らかなベッドの上には壁の方を向いて横向きに寝る俺。そしてその背の向こうにはアイラ皇女が寝ていた。
「殿方と同じ寝所で眠るのは初めてです……」
「ぼ、僕もです……」
家族以外はね。
女性に馴れてないことが丸わかりの態度で、少しでもアイラに触れないように身体を固める。
彼女の身動ぎがこちらに伝わってくる度にドクドクと煩く脈打つ心臓を吐き出しそうになっていた。
「……なんだか、悪戯をしているみたいな気持ちです」
後ろで可笑しそうにくすくすと笑う気配に身体の強ばりが少し緩まる。
この子は産まれた時から巫女として生きることを定められて過ごしてきた。それなのに一方的に追放されて行く先を失って。
強く見えても中身は少女なんだ。
少しでも、支えてあげないとな……。
いい匂いのする寝具に包まれながら、知らず知らずのうちに眠りに落ちていった。
『固有結界の発動を確認。聖具との親和性問題無し』
『言語認識、正常に稼働』
『ウライ神聖帝国巫女、アイラ・エルスタインとの接触を確認。自己進化魔法により聖具を最適化』
『全権委譲プロセス試行。エラー。引き続き自由意志による行動を優先』
ゴソゴソと隣で何かが動いている。
「うーん……? なんだぁ」
俺はペットも飼ってないし、彼女もいない。であればこの隣で動くのはなんだろう。
ぼやける目を擦りながら横を見る。
目の前にはシミひとつない綺麗な顔をした、美しい少女の顔があった。
「っっっ?!?!?!!!?!!」
跳ねた心臓を押さえつけ昨日のことを思い出す。そうだ、俺は。
「朝……か」
洞窟の中なので外のことは分からないが俺の体内時計が朝だと告げている。どれだけ解散が遅くなるライブでも、次の日のバイトに遅れなかったのは唯一の自慢だ。
ベッドの上で思いっきり身体を伸ばして伸びをする。心地よい痺れが身体を包んでいた。
「ふわぁあ……。本当の本当なんだなあ」
夢じゃなかったのだ。全て。
「神の使い……か」
昨日の出来事を頭の中で反芻する。あっちの世界では考えられなかったことが現実に起きている。
「案外、放り込まれちまえば受け入れられるもんなんだな人間って」
驚くことの連続ではあるが、少なくともパニックを起こしたりはしていない。
「とりあえず、俺にできることをやらなきゃな」
そう口に出してから隣で眠るアイラの顔をそっと覗き込む。すると俺の声で眠りが覚めたのか長いまつ毛をのせた瞼が震えてから、ゆっくりと開いた。
「わ、悪い。起こしちゃったな……」
「……?」
こちらを見つめるアイラの目は、俺を見ているようで見ていなかった。やがて段々と焦点があってくる。
「お、おはよう……?」
「っ…………?!」
途端アイラがベッドから飛び退いた。そしてこちらに手のひらを向けて叫ぶ。
「
手のひらが光を放ち、そこに氷の尖った塊を生み出した。
「はあっ……!!!!!」
一閃。
その手が横に振られると、氷の爪が真っ直ぐ俺に向かって飛んできた。
「ちょっ、待っ……!!」
咄嗟に顔を背けて顔を手で覆って庇う。。
しかしどれだけ構えていても氷の爪が俺のことを傷つけることは無かった。
「っ……?」
恐る恐る目を開けると、桜の花びらのような薄い膜が氷の爪を全て受け止めている。やがてそれは光となって溶けていった。
「え、えと……アイラさん……?」
なんとか無事に済んだらしいことに胸を撫で下ろして彼女を見る。
そこでようやくアイラの焦点がピタリとあった。
「…………あ、ああぁっ!!!!」
自分の現状と行動に頭が追い付いたであろう瞬間、その顔が真っ青に染まる。、
「も、申し訳ありませんっっっっ!!!! 私はサクライ様になんてことを……っ」
半泣きになりながら駆け寄ってきて頭を下げるアイラ。
「いや全然大丈夫です、怪我もないし! めっちゃ怖かったですけどね……」
「私、起きてからちゃんと覚醒するまでに少し時間が必要で……今もサクライ様のことが分からなくて咄嗟に魔法を……」
埋まってしまいそうな勢いで謝りながら釈明をするウライ神聖帝国のアイラ皇女。皇女様でも朝は弱いようだった。
しかし、今のが攻撃魔法か。
「いやでも結局当てないでくれたじゃないですか! お陰様で怪我ひとつありませんし」
両手を広げて無事をアピールする。
今のが直撃していたら無傷では済まなかっただろう。
「いえ……今のは私が当てなかった訳ではありません」
気まずそうにアイラが言う。
「寝起きであったとはいえ私の魔法をサクライ様は無傷で防いだのですよ」
「…………」
俺ってば、ひょっとしてとんでもない力持ってるの?
こうしてアイラ皇女の寝起きはあまり良くないということを知ったのだった。
「重ね重ね、本当に申し訳ありませんでした……サクライ様が防がなければとんでもない事になっていたところでしたよ」
「はは……いや、結果無事だし気にしないでください」
洞窟の奥に朝食用の食料を取りに行きながら改めて謝られる。
「それに女の子としては正しい防衛本能だと思いますよ」
「……申し訳ありません……」
この子は暴漢に襲われても返り討ちにできそうだな。改めて自分の理性を強く引き締めることを誓った。
寝起きで若干寝グセ気味でもアイラ皇女は可愛い。頭の上で揺れるアホ毛がぴょんぴょんしている。
「へえ……随分沢山の備蓄があるんですね……」
食料庫には乾パンやビスケットのようなもの、干し肉に塩漬けの魚等、洞窟の中にあるとは思えないほどの充実した品が揃えられていた。
「ここの食料や日用品は、城にいる従者達が定期的に転送してくれているのですよ」
アイラが説明してくれる。
この食料庫自体が転移魔法を付与されており、定期的に交換、補充がされるようになっているそうだ。
「人だけじゃなくて物も送れるんですね……魔法ってすげー」
いくつかの乾パンと干し肉を取って机のある部屋に戻る。
「私はお茶を入れますので座っていてください」
「ん、じゃあ俺は皿を並べときます」
棚にある皿を適当に取って机に並べ、その上に持ってきた食料をのせる。
「すみません、ありがとうございます。今行きますね」
アイラがポットを持ってこちらに歩いてくる。こうして見ると一国の皇女には見えないなあ。
立ち居振る舞いはとても綺麗で気品を感じさせるのだが、なんというか凄く親しみやすさを感じるのだ。
「お茶、ありがとうございます。それじゃあいただきましょうか。いただきます」
いただきますと手を合わせると少し考えたあと、アイラもそれに習った。
「いただきます……、いい言葉ですね。用意してくれた人、食材のどちらへの感謝も感じます」
「そうですか? 僕の住んでいたところでは習慣のようなもので、特に意識せずに使っていましたが確かに言われてみればいい言葉ですよね」
お腹も空いていたので早速手をつける。しかし保存食は保存食。
乾パンはパサパサとした、いかにも乾パンといった感じのもので味気ない。干し肉も塩気が強いばかりで硬く、お世辞にも美味しいと言えるものでは無かった。
そのおかげというかなんというか、アイラのいれてくれたお茶が本当に美味しく感じる。
噛みきれない干し肉をしがみながらぽつりと呟いた。
「せめて火が使えたら少しはマシになりそうなんだけどな……」
「火ですか? 使えますよ」
「え? そうなんですか?」
洞窟の中だし、てっきり火なんか使えないのかと。
「こちらです」
アイラの後をついて行くと暖炉のように掘られた窪みが見えた。
「縦穴を通って煙は外へ出るので、ここなら火が使えますよ」
「なるほど……ほんとよくできた洞窟ですよね……」
歴代巫女達が、住み良いようにどんどん改修していったのだろう。匠もびっくりである。
「えと、いつもどうやって火を起こしてるんですか?」
暖炉の横に薪は積んであるが、肝心のマッチ等が見当たらない。
「ああ、火ならこうして薪を積んで……」
交差させて薪を積むと、皇女はそこに向かってふわりと手を振った。
「おぉ……!」
するとたちまち、パチパチと音をたてて火が燃え上がる。
「火や水といった魔力の根本に位置するものはこうして小さな魔力で簡単に使うことができるんです」
アイラが説明してくれるが、俺にはこれすらもできないだろうなあ。アコギを使えばできるのかもだけど。
湧き水を棚にあった鍋に汲み、干し肉や香草のようなものを適当にいれて塩胡椒をふる。それを火にかけてしばらく待つと、やがて辺りにいい匂いが漂い始めた。
「サクライ様は料理ができるのですね……!」
アイラ皇女が感心したように俺を見る。
「いやまあ料理というか……」
アイラさんはどうやら紅茶を入れることはあったが料理はしたことが無かったらしい。まあプリンセスだしなあ。
そんなこんなでできあがったスープを器に盛り付けて再び手を合わせる。
「ん……! これ、とっても美味しいです」
アイラが顔を綻ばせる。どうやら上手くできたようだ。匙ですくって口に入れてみると、硬かった干し肉は柔らかくなり、スープにコクと深みを出汁ていた。香草を入れたおかげで臭みは無く、乾パンを浸して食べるとそこそこのものである。
そこからは2人とも無言でスプーンを動かしあっという間にスープと乾パンを平らげ、満足気に息を吐いた。
「とても美味しかったです……。ずっとそのままの乾パンと干し肉ばかり食べていたので、久しぶりに温かいご飯を食べることができました」
アイラさんの顔色も昨日に比べて比較的良くなっているように見える。
「それは良かったです。僕もそこまで料理が得意なわけではないですが、これからはあり物で作れるものを考えますね」
俺の平日の楽しみといえば昼食に何を食べようかということだけだったことを思い出す。美味しい食事は人間が生きていく上で必要不可欠なものなのだ。
「サクライ様に来てもらえて、本当に良かったです……」
しみじみとこちらを見つめて言われれば悪い気がしない。
「しかしさっきはなんでアイラさんの魔法防げたんでしょうね……?」
俺はただ顔を背けて手で顔を隠しただけだ。声も出してなければギターに触れてすらいない。
「……ひとつ、試してみてもいいですか?」
「? はい」
問いにそう答えるとアイラ皇女はこちらに指を向けた。少しするとその先に小さな氷の粒が生まれる。
彼女がぴんっと指を弾くとこちらにその氷の粒が飛んできた。しかしその氷粒が俺に当たることは無く、小さな花びらのような光の膜に弾かれ光となって溶けていった。
「……これはあくまで推論なのですが、サクライ様にはサクライ様の意志とは関係ないところで発動する、自動防御の魔法が働いているように見えます」
「自動防御……? 可能なんですか?」
そんなことが可能ならば魔法攻撃は意味を失ってしまうのではないか。
「いえ、普通は不可能です。原理としては常に微弱に魔力を放出し続けて、飛んできた魔力に対して即反応、防壁を張るというものになるんだと思いますが、普通の者では魔力を常に放出し続けるということ自体が不可能です。人間の身体の中に存在する魔力は有限ですから」
魔力は身体を動かすエネルギーのようなものであるらしい。食事や睡眠などによって回復はするが絶対的な量が存在する。
「巫女のように魔力量が多い人間であれば、一撃を防ぐために一瞬の間放出をしておいて対応するということは訓練次第で可能だと思いますが、それを常に発動させておくなんてことはそれこそ神でも無い限り不可能だと思います」
「なるほど……」
つまり俺は大地から無限に魔力を得ているため、それが可能になっていると。
「……サクライ様はご自分で考えられておられるよりずっと大きな力を秘められています」
真剣な顔でこちらを見つめるアイラ皇女。
「もし私の元から離れてしまうことがあっても、どうかその力の使い道はよく考えられてください」
「っはい」
彼女の有無を言わせぬ言葉に何も言えず返事をする。この世界においてアイラ皇女の元を離れて独立行動をすることがあるとは考えづらいが、しっかりと心にとめておこう。
こうしてまたひとつこの世界のことを知ったのだった。
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