第13話 宣誓

残された右腕を高く挙げて わたしは誓いを述べる

誰に対してでもなく


わたしは


周辺あるいは自身に起こる体験 経験を覚知し


焦らず 手足は動かし


時に疲弊し 内因が呼び覚まされ


時に恐れおののき


じりじりと自分の感情にいらだち


無理はせず


でも心身は削り


時に文芸文化で少し安息し


時に無為にまみれ


そしてなお


覚悟を持って


人生における 生活に臨むのだ

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