チュートリアル…8

いや教えてくれっていわれたって俺も知りたいんだけど!


「…あ!魔法を使えってことか!」


なんだよ。

だったら分かりやすくそういってくれればいいのに…!

えーとスキルの操作は…。ん?あれ?スキルのキーボード押しても反応ないな?


「…アビリティでもない。ん?何すればいいんだ?」


ボス魔法の前にどの操作をすればいいのか教えて欲しいです。

いや考えろ。俺。

確か科学者側で最初にした操作は銃を取り出して撃つだったよな?じゃあこの魔法を教えて欲しいの意味は初期動作をしろってことか?


「ということは科学者のときに使っていた銃を取り出して撃つ操作をしてみれば…!よし!キタ!!」


キャラクターの手から炎のようなものが弾のようにボンボンと出る。


「うぉおお!魔法使いっぽい!」


━うん。素敵な炎だね。とっても綺麗だ。これが君の魔法なんだね


ボス。もっと分かりやすい言い回しで指示してくれると嬉しいよ。


━今魔力を使ったから分かると思うけど、光っていたゲージが少し減ったのが分かるかな?さっきも説明したけど攻撃しても防御してもこのゲージは減るから気を付けてね。


「サーイエッサー!」


━そして先程光っていたゲージのすぐ横に黄色のゲージがあるね?これはアビリティやスキル専用のゲージになるんだ。君にしか使えない少し特殊な技だね。魔力ゲージと違ってすぐにたまらないから注意してね。スキルで三分の一減って、ゲージ全てを使ってアビリティを使うからゲージの管理には気を付けるんだよ?


…なるほど。

つまりアビリティやスキルゲージの管理をしながら魔力ゲージの管理もしないといけないのか!

魔法使いの方は使い慣れるのに時間かかりそうだな…。なんか二種類のゲージの管理とか難しそう…。


俺に出来るのかな?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る