彼女と一緒

百合ヘン隊 くろ

第1話

 私は男を恋愛対象として見れない。


 汚いし、臭いし、何か気持ち悪い。


 そんな私には彼女がいる。


 女の子同士だけどちゃんと愛し合ってるし、誰にもバレないように上手く付き合う事が出来ている。


 私の彼女も私と同じらしくて、男が生理的に無理みたい。


 男にいじめられていた事があるみたいだ。


 詳しくはまだ話してくれないけど、いつか話すと言ってくれた。


 学校が終わるといつも私の部屋に来てキスをしたりちょっとエッチな事をする。


 彼女は私が気持ちよくなっている姿を見るのが好きらしい。


 私も彼女に気持ちよくなってもらいたいけど、何度も何度もイカされて最後はぐったりしてしまう事が多い。


 今日も私の家で気持ちいい事をするはずだったけど、たまには彼女の家でしようという事になって私は彼女の家に向かった。


 実は彼女に部屋に行くのは初めてでちょっとドキドキしている。


 家で準備をする事があると言っていたので私は後から彼女の家に向かう。


 迷わずに着く事が出来た。


 彼女にメッセージを送る。


『家の前についたよ〜』


『はいってきてー

 階段上がって右の部屋だよ』


 なんだろう、何かサプライズでもあるのかな。


 初めて部屋に行くから何か用意してくれてるんだろう。


 言われた通りに玄関をくぐって階段を登り右の部屋の前に来た。


 ドアの前にはプレートで彼女の名前が書かれてあった。


 ここで間違いなさそう。


 コンコンとノックをしてみる。


 返事がないけど、ここで間違い無さそうだし入ろうかな...。


 ゆっくりとドアを開けて部屋に入ると彼女がいた。


 裸で。


 男と。


 男がいっぱい。


 部屋には裸の彼女と男達。


 な、なに...。


 何が起きてるの...。


 ドアの開けてから思考が停止してしまい、立ち尽くしていると一人の男が近寄ってきて部屋の中に案内された。


 裸の男達。


 どうゆう事...。


 彼女の前まで連れていかれ、彼女と目が合う。


 涙を流しながら見ないでと言う彼女。


 涙を流しながらごめんねと言う彼女。


 笑いながら彼女のお尻を叩く男。


 笑いながら彼女の中に注ぐ男。


 これから何が起きるのか、何をされるのかすぐに分かった。


 私の嫌いな汚い男達。


 私の嫌いな...。


 私の大好きな彼女。



 私も大好きな彼女と同じになる。

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